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記事の中では、吉野家の株価推移と見通し、業績分析、配当金、株主優待について書いています。
「吉野家の株価は今後どうなるの?」、「業績はいいの?配当金・優待もある?」というあなたの声に答えられる記事なのでぜひ参考にしてください!
こんにちは、投資運用歴15年のライトニング( @lightningshift9)です。
忙しく、お小遣いも少ないサラーリマンの強い味方「吉野家」。
早くて、安くて、旨い!の三拍子が揃った吉野家ですが、投資家として気になるのは株価推移ですね。
本記事では、吉野家の株価予想について紹介します。
業績分析、配当金、株主優待にも触れながら、チャートを徹底分析していきますので、ぜひ参考にしてください!
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Contents
吉野家(9861)について
まずは吉野家の会社概要から見てみましょう。
会社名 | 株式会社吉野家株ホールディングス |
---|---|
事業内容 | 吉野家事業、はなまる事業、京樽事業、海外事業、その他 |
本社 | 東京都中央区日本橋箱崎町36番2号 |
設立 | 1958年12月27日 |
資本金 | 102億65百万円 |
代表 | 河村泰貴 |
吉野家は皆さんご存じ牛丼チェーン店を展開する企業です。
ただ、意外と知られていないのが「はなまるうどん」も吉野家グループなんですよね。
あとはメジャーではありませんが、「京樽」という寿司のテイクアウト店も吉野家グループの一員です。
吉野家(9861)の株価推移とチャート
吉野家の株価をチャートを見ながら解説していきます。
<吉野家の日足>
2019年2月~2020年5月までの日足ですが、2020年1月までは株価は右肩上がりに上昇していたことがわかります。
ただ、新型コロナウイルスの感染拡大が2月から始まったことにより、飲食店である吉野家も影響を受けるため、株価は1,700円のサポートラインまで下落しました。
直近5月15日では新型コロナの感染者減もあり、株価は2,314円まで戻しています。
<吉野家の月足>
月足で見ると、2000年~2008年までは1,750円~2,300円のボックス圏であり、その後はリーマンショックとともに株価も下落し低迷していたことがわかります。
2014年からは徐々に株価を切り上げ、2017年にやっと1,750円まで復帰でき、直近では2,300円を一度ブレイクしています。
移動平均線に沿って右肩上がりの推移であり、新型コロナの影響はありましたが、月足としては悪くないですね。
- 日足:株価は右肩上がりだったが、新型コロナで株価は大きく下落後、やや持ち直している
- 月足:2008年からは数年株価は低迷も、直近数年は株価は右肩上がり
吉野家(9861)の業績分析
吉野家の業績について、業績推移、最新決算期の売上・利益の成長、財務状況を見ていきましょう。
①業績推移
吉野家の業績推移は次の通りです。
売上高 | 営業利益 | 純利益 | 1株利益 | 1株配当 | |
---|---|---|---|---|---|
17年2月 | 188,623 | 1,865 | 1,248 | 19.4 | 20 |
18年2月 | 198,503 | 4,019 | 1,491 | 23.1 | 20 |
19年2月 | 202,385 | 104 | -6,000 | -93.9 | 20 |
20年2月 | 216,201 | 3,026 | 713 | 11.0 | 20 |
21年2月 | ー | ー | ー | ー | 20 |
売上高は右肩上がりですが、2019年2月期には最終利益が赤字になっています。
これは原材料費、人件費の高騰によるものでしたが、2020年2月期には「コスト転嫁」、「超特盛」などのヒットもあり黒字転換を果たしています。
2021年2月期に関しては、新型コロナの影響により業績が見通せず、現状未定としています。
- 売上は平均5%で成長しており評価できる
- 営業利益は赤字の年もあり、上下変動しており評価しづらい
- 2021年2月期の見通しは未定
②直近決算分析(2020年2月期通期)
吉野家の2020年2月期の決算では、売上高は前期比+6.8%の216,201百万円、営業利益は前期比大幅増益の3,926百万円と好調な内容でした。
営業利益率は1.8%であり、利益率は低いという印象です。
前年度の赤字からの脱却の理由は、先ほども書いたように吉野家での「コスト転嫁」と「超特盛のヒット」ですね。
吉野家以外のセグメントについても、前期に比べて利益が伸びており、全体的によい傾向だと思います。
今後については、新型コロナの影響が一番懸念されますが、利益率を改善し業績を伸ばしていくことが大切だと思います。
<吉野家の四半期決算推移>
売上高 | 営業利益 | 純利益 | 1株利益 | 利益率 | |
---|---|---|---|---|---|
18.12-2月 | 52,369 | 666 | -4,442 | -68.8 | 1.3% |
19.3-5月 | 52,799 | 1,044 | 1,097 | 17.0 | 2.0% |
19.6-8月 | 54,267 | 1,892 | 782 | 12.1 | 3.5% |
19.9-11月 | 52,810 | -46 | -105 | -1.6 | -0.1% |
19.12-2月 | 56,325 | 1,036 | -1,061 | -16.4 | 1.8% |
直近四半期の19年12-2月は売上が伸びていて、営業利益は前年同期比でも伸びています。
でも、きれいな右肩上がりで営業利益が伸びていないから、やっぱり吉野家の課題は営業利益と言えそうです。
- 直近四半期は売上は、直前四半期から6.6%伸びており評価できる
- 営業利益は四半期ごとに変動しており評価しづらい
③競合他社との比較
吉野家以外にも牛丼チェーンがあると思いますが、競合他社と比較して吉野家の業績はどうなのかを見てましょう。
<競合他社との比較>
(単位:100万円) | 吉野家 (2020年2月) |
松屋 (2020年3月) |
売上高 | 216,201 | 106,511 |
営業利益 | 3,926 | 5,079 |
経常利益 | 3,369 | 5,438 |
純利益 | 713 | 2,604 |
1株純利益 | 11.0円 | 136.7円 |
吉野家の方が売上高は大きいのですが、利益は松屋の方が大きいのがわかります。
今後の吉野家の課題は、やはりさらなるコスト改善、販売価格の引き上げにより利益率を上げることですね。
④財務内容(2020年2月通期)
吉野家の財務内容ですが、基本的には問題ない内容です。
自己資本比率は43.9%近くあり評価できるのですが、現金・預金の流動性がある資産に比べて有利子負債が大きいのかなと思います。
ただ、基本的には問題なく、特段気にする必要性はないと思います。
吉野家(9861)の配当金、株主優待
吉野家の配当金、株主優待は以下の通りです。
吉野家の配当金、株主優待
- 配当金:20円(2021年2月期)
- 株主優待:株数に応じてサービス券を進呈
それぞれについて詳しく見てみましょう!
①配当金
吉野家では2021年2月期には1株当たり20円の配当金が支払われる予定です。
直近5年を見てみると配当金20円で維持されており、配当性向は高いことがわかります。
2020年5月15日の株価2,314円から考えると、配当利回りは0.8%です。
配当利回りは高くないので、配当狙いの投資はおすすめできません。
②株主優待
吉野家では保有株数に応じて、吉野家グループの店舗で利用できるサービス券が進呈されます。
保有株数 | 2月末 | 8月末 |
100~999株 | 10枚×300円 | 10枚×300円 |
1,000~1,999株 | 20枚×300円 | 20枚×300円 |
2,000株以上 | 40枚×300円 | 40枚×300円 |
2020年5月15日の株価2,314円から考えると、100株保有の場合の優待利回りは2.59%です!
優待利回りはそこそこなので、吉野家に行くという人にはおすすめですね!
- 配当利回りは0.8%と低く、高配当投資には向かない
- 優待利回りは2.59%とそこそこであり、吉野家好きにはおすすめ!
吉野家(9861)の株価見通し
吉野家の株価の今後の予想ですが、2,300円を値固めしながら3,000円目指して上昇と考えます。
吉野家の日足はコロナショックにより維持的な下落はありましたが、日足のサポートライン1,700円で支えられ、直近は2,314円まで戻しています。
四半期決算も売上が伸びており悪くなく、2,300円を抜けて足固めをすれば、3,000円を狙えそうなチャートです。
月足でも移動平均線に支えられながら株価は右肩上がりであり、長期にわたりレジスタンスラインであった2,300円を超え、新高値を狙える位置にいます。
2009年から長く続いた調整も十分であり、「超特盛」による業績回復も追い風であり、高値3,000円突破を狙える可能性は高いと思います。
ただし、飲食業ということで新型コロナの影響を受けていますので、四半期決算は必ず確認していき、株価が想定と外れた場合には対応できるようにしましょう。
- 日足は一時的な凹みはあるが、新高値を狙える位置
- 月足は十分な調整を経て右肩上がりに上昇中、新高値3,000円突破は狙える
吉野家(9861)の株価見通しのまとめ
本記事では「吉野家(9861)の株価見通し」について書きました。
今回の記事の吉野家の株価見通しのまとめは次の通りです。
- 年度業績は一時的な凹みはあったものの復調
- 四半期決算は売上、利益ともにまずまず
- 配当金利回りは0.8%だが、優待利回りは2.59%あり、合計の利回りは悪くない
- 株価は月足が右肩上がりで、2,300円を足固めできれば、3,000円を狙える可能性あり
ライトニング( @lightningshift9)でした。
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