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記事の中では、つみたてNISAではどんな手数料があり、どれくらいのコストなのかについて紹介します。
「つみたてNISAの手数料って高いの?」、「手数料は証券会社、商品によって違うの?」というあなたの疑問に答えられる記事ですので、ぜひ参考にしてください!
こんにちは、投資運用歴15年のライトニング( @lightningshift9)です。
20年間にわたり運用益が非課税になるお得な「つみたてNISA」ですが、長期投資だからこそ確認しておきたのは手数料です。
本記事では、つみたてNISAの手数料の種類、コストなどについて紹介します。
証券会社、商品ごとの比較もしていますので、ぜひ参考にしてください!
Contents
つみたてNISA(積立NISA)の手数料の種類
つみたてNISAにかかる手数料は以下の2つです。
つみたてNISAの手数料
- 運用管理費用:0.4~3%程度
- 信託財産留保額:0~0.3%程度
一般の投資信託では「購入時手数料」として2~3%の費用がかかるものがありますが、つみたてNISAの商品は全て購入時手数料がゼロの「ノーロード」商品に限定されています。
それでは、つみたてNISAでかかる手数料の詳細を見ていきましょう!
①運用管理費用
1つ目の手数料は「運用管理費用」です。
運用管理費用とは、つみたてNISAの商品である投資信託に関わる次の3つの金融機関に支払う手数料です。
運用管理費用の支払先
- 投信運用会社:投資信託を運用
- 信託銀行:株や債券などを管理
- 販売金融機関(=証券会社)
つみたてNISAの商品である投資信託では3つの会社が関わっています。
「投信運用会社」は投資信託で利益を出すために実際に運用する会社です。
「販売金融機関」は我々投資家が投資信託を購入する窓口となる、SBI証券や楽天証券といった証券会社です。
「信託銀行」は投資家の資産を守るための存在であり、具体的には投資家が購入した投資信託の管理をしている会社です。
投資家の資産は信託銀行により管理されているため、仮に投信運用会社や販売金融機関が倒産したとしても投資家の資産が守られるようになっているわけです。
どんな手数料も安い方がいいのは当たり前ですが、運用管理費用は投資信託を保有している限りずっとかかる費用だからこそ安い方がいいんです!
長期投資においては、数パーセントの手数料の差が大きく成績に差をつけます。
実際に例を見てみましょう。
例)年利5%の商品を3万円、20年間積み立てる場合
手数料1%の場合:元本720万円、利益375万円
手数料2%の場合:元本720万円、利益263万円
なんと1%の差で112万円も成績に差が出るんです!
③信託財産留保額
2つ目の手数料である「信託財産留保額」は、投資信託の解約時に発生する費用です。
ただし、信託財産留保額はコストであってコストでないというのもあるんですよね。
投資家が投資信託を売却する際に信託財産留保額が手数料として発生するのですが、発生した信託財産留保額は同じ投資信託を保有している投資家のために残されます。
残された信託財産留保額は、投資信託の運営費用として使われるわけです。
そういった意味では、投資している間は他の投資家が解約した時に支払った信託財産留保額を享受しているため、トータルで考えるとコストにはなっていなんですよね。
ただし、解約時だけを見るとコストにはなっているので、できる限り安いものを選べた方がメリットはあります。
つみたてNISA(積立NISA)の手数料の商品間比較とおすすめ商品
それではつみたてNISAの商品である投資信託ごとに手数料はどのようになっているのでしょうか?
①つみたてNISAの手数料の商品間比較
主要商品で比較をしてみましょう!
運用会社 | 運用方式 | 投資対象 | 運用管理費用 | 信託財産留保額 | |
---|---|---|---|---|---|
eMAXIS Slim 全世界株式 | 三菱UFJ国際投信 | インデックス | 全世界株式 | 0.1144%以内 | ー |
楽天・全世界インデックス・ファンド | 楽天投信投資顧問 | インデックス | 全世界 | 0.212%以内 | ー |
たわらノーロード 全世界株式 | アセットマネジメントone | インデックス | 全世界株式 | 0.132%以内 | ー |
三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド | 三井住友DSアセットマネジメント | インデックス | 全世界株式 | 0.275%以内 | ー |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 三菱UFJ国際投信 | インデックス | 米国株式 | 0.0968%以内 | ー |
セゾン資産形成の達人ファンド | セゾン投信 | アクティブ | 全世界株式 | 1.55%以内 | 0.1% |
ひふみプラス | レオス・キャピタルワークス | アクティブ | 国内株式 | 1.078% | ー |
運用管理費用は商品ごとに違います。
基本的には、日経平均、NYダウなどの指数に連動するインデックス型は安く、運用会社の担当者が投資割合を決定するアクティブ型はやや高いという傾向があります。
一般的に、投資信託ではほとんどのアクティブファンドは手数料が高いだけで、成績ではインデックスファンドには勝てないものばかりです。
つみたてNISAに組み込まれている投資信託は、アクティブファンドの中でも手数料が安く、成績も悪くないものですが、基本的には低コストのインデックスファンドを選んでおけば間違いないと思います。
②つみたてNISAのおすすめ商品
手数料というコストの安さと安定した成績を考えると、「eMAXIS Slim 全世界株式」がおすすめですね。
他にも全世界株式を扱う商品はありますが、手数料が一番安いのはeMAXISシリーズです。
手数料が違うから他の全世界株式商品の方が成績がよいということはないので、「eMAXIS Slim 全世界株式」が最適解になります。
ちなみに、さらなる成績を狙いたいなら「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」がおすすめですね!
僕は「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」と「eMAXIS Slim 全世界株式」を組み合わせたポートフォリオで構成しています!
ちなみに、つみたてNISAのおすすめ商品については以下の記事「つみたてNISAのおすすめ商品・銘柄ランキング3選」で紹介していますので参考にしてください。
つみたてNISA(積立NISA)の手数料の証券会社間の比較
つみたてNISAの手数料を証券会社ごと違うのか?も気になるところですよね。
結論から言うと、基本的に証券会社ごとに手数料は変わりません!
一部のアクティブファンドは証券会社を通さず購入できるものがあるので、その場合はコストを抑えられます。
つみたてNISAでは、手数料が安い商品を取り扱っている証券会社であるかどうかがポイントになります。
ネット証券でおすすめできる「楽天証券」、「SBI証券」、「マネックス証券」では紹介した手数料が安い商品を扱っているので、いずれかに口座開設をすればまず問題ありません。
中でもおすすめは、つみたてNISAを楽天カードで購入でき、ポイント還元を受けられる「楽天証券」です!
つみたてNISAだけでなく、日経新聞、会社四季報が無料で読めるメリットがあるので、楽天証券に口座開設するメリットは大きいですよ!
つみたてNISA(積立NISA)の手数料のまとめ
本記事では「つみたてNISAの手数料」について書きました。
つみたてNISAの手数料は、ほぼ運用管理費用しかかかりません!
この運用管理費用が安く、成績がよい商品を選ぶことが、つみたてNISA制度を120%活用するためのポイントです!
今回紹介したeMAXIS Slimシリーズであれば、コストを抑えながら、リターンも期待できるのでぜひ検討してみてください!
ライトニング( @lightningshift9)でした。