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記事の中では、マツダの株価推移と見通し、業績分析、配当金、株主優待について書いています。
「マツダの株価は今後どうなるの?」、「業績はいいの?配当金・優待もある?」というあなたの声に答えられる記事なのでぜひ参考にしてください!
こんにちは、投資運用歴15年のライトニング( @lightningshift9)です。
スポーティな自動車を製造する「マツダ」。
コアなファンを数多く持つマツダですが、投資家として気になるのは株価推移ですよね。
本記事では、マツダの株価予想について紹介します。
業績分析、配当金、株主優待にも触れながら、チャートを徹底分析していきますので、ぜひ参考にしてください!
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Contents
マツダ(7261)について
まずはマツダの会社概要から見てみましょう。
会社名 | マツダ株式会社 |
---|---|
事業内容 | 乗用車・トラックの製造、販売など |
本社 | 広島県安芸郡府中町新地3番1号 |
設立 | 1920年1月30日 |
資本金 | 2,840億円 |
代表 | 丸本 明 |
マツダは広島県に本社を置いており、スポーツタイプの車に強みを持つことが特徴です。
工場は山口県防府市に位置しており、防府と言えばマツダと言える存在感を示しています。
マツダ(7261)の株価推移とチャート
マツダの株価をチャートを見ながら解説していきます。
<マツダの日足>
2019年3月~2020年5月までの日足ですが、株価は右肩下がりに下落推移しています。
2020年2月までは850円のサポートラインで何とか支えられていました。
しかし、コロナショックによりサポートラインを割り、直近2020年5月19日の株価は630円と低迷しています。
<マツダの月足>
月足で見ると、1996年~直近2020年まで、株価は上昇と下落を周期的に繰り返していることがわかります。
下値は450円、上値は3,800円であり、リーマンショック前までは景気拡大に伴い上昇し、リーマンショックに伴い下落、アベノミクスに伴い上昇…といった動きです。
つまり、マツダは景気変動に株価が敏感に変動するということが言えます。
- 日足:直近は850円のサポートラインを割り、株価は低迷
- 月足:景気変動に合わせて、株価は上昇・下落を周期的に繰り返す
マツダ(7261)の業績分析
マツダの業績について、業績推移、最新決算期の売上・利益の成長、財務状況を見ていきましょう。
①業績推移
マツダの業績推移は次の通りです。
売上高 | 営業利益 | 純利益 | 1株利益 | 1株配当 | |
---|---|---|---|---|---|
17年3月 | 3,214,363 | 125,687 | 93,780 | 156.9 | 35 |
18年3月 | 3,474,024 | 146,421 | 112,057 | 182.9 | 35 |
19年3月 | 3,564,172 | 82,307 | 63,155 | 100.3 | 35 |
20年3月 | 3,430,285 | 43,603 | 12,131 | 19.3 | 35 |
21年3月 | ー | ー | ー | ー | ー |
売上高は2019年3月期までは右肩上がりでしたが、2020年3月には減収となっています。
一方、利益は2018年3月期をピークに減少しています。
2021年3月期ついては、新型コロナの影響が不透明であり、見通しは未定としています。
- 売上は2020年3月期に減収となり、成長は足踏み
- 利益は減益傾向であり悪評価
- 2021年3月期の見通しは未定
②直近決算分析(2020年3月期通期)
マツダの2020年3月期の決算では、売上収益は前期比-4.0%の34,313億円、営業利益は前期比-47%の436億円と厳しい決算でした。
営業利益率は1.3%と非常に厳しい数字。
前年度からの減収・減益の理由としては、新型コロナにより販売店の稼働率低下です。
四半期決算を見てみると、20年1-3月期がコロナの影響を受けた厳しい内容だったことがよくわかります。
<マツダの四半期決算推移>
売上高 | 営業利益 | 純利益 | 1株利益 | 利益率 | |
---|---|---|---|---|---|
19.01-03月 | 942,853 | 25,250 | 27,794 | 44.1 | 2.7% |
19.04-06月 | 848,915 | 6,925 | 5,240 | 8.3 | 0.8% |
19.07-09月 | 857,659 | 18,859 | 11,377 | 18.1 | 2.2% |
19.10-12月 | 849,706 | 6,534 | 15,758 | 25.0 | 0.8% |
20.01-03月 | 874,005 | 11,258 | -20,244 | -32.1 | 1.3% |
マツダは四半期ごとに偏りがあるので前年同時期と見比べてみると、20年1-3月は19年4-6月に比べて売上、利益ともに激減しています。
新型コロナはやや落ち着いてきており、一過性とは思われますが、今後も四半期決算は注視していく必要があります。
- 直近四半期の売上は前年同時期に比べて減収
- 直近四半期の利益も赤字転落で非常に悪い
③競合他社との比較
同じ自動車メーカーと比較してマツダの業績はどうなのでしょうか。
同クラスのスバルと比較してみましょう。
<競合他社との比較>
(単位:100万円) | マツダ (2020年3月) |
スバル (2020年3月) |
売上高 | 3,430,009 | 3,344,109 |
営業利益 | 43,603 | 210,319 |
営業利益率 | 1.3% | 6.3% |
経常利益 | 53,901 | 207,656 |
純利益 | 12,131 | 152,587 |
1株純利益 | 19.3円 | 199.0円 |
マツダとスバルは同規模であり、売上は同程度なのですが、注目すべきは営業利益率です。
マツダの営業率が1.3%に比べてスバルは6.3%です。
そもそも営業利益率が1.3%は致命的に低いですが、マツダの課題は営業利益率の改善です。
④財務内容(2020年3月通期)
マツダの財務内容ですが、基本的には問題ない内容です。
1株純資産 | 自己資本比率 | 総資産 | 自己資本 | 剰余金 | 有利子負債倍率 | |
---|---|---|---|---|---|---|
2020.3 | 1,865.63 | 42.1 | 2,787,640 | 1,174,947 | 552,993 | 0.53 |
自己資本比率は42.1%でまずまずあり、有利子負債が0.53倍なので悪くないと思います。
ただ、利益率が低いので、今後の収益性を改善していかないと、効率的に純資産を積み上げるのは難しいことに変わりはありません。
マツダ(7261)の配当金、株主優待
マツダの配当金、株主優待は以下の通りです。
マツダの配当金、株主優待
- 配当金:未定(2021年3月期)
- 株主優待:なし
それぞれについて詳しく見てみましょう!
①配当金
マツダの2021年3月期の配当金は未定です。
新型コロナウイルスの影響により業績見通しが未定となっているため、配当金も同様に未定となっています。
なお、これまでは下記の通り配当金は推移しています。
直近5年を見てみると配当金は維持されており、20年3月期は減益になったことにより配当性向は上昇しています。
直近である2020年3月期の配当金は、1株当たり35円(未確定)であり、2020年5月20日の株価629円から考えると、配当利回りは5.5%です。
配当利回りはけっこう高い部類ですが、マツダは営業利益率が低く、株価チャートも悪く、配当維持されるかも不透明です。
したがって、同じ自動車メーカーでも配当が不確定としても、高配当投資目的なら他の自動車メーカーを買った方がいいと思います。
②株主優待
マツダでは、株主優待は実施されていません、
- 21年3月期の配当は未定だが、配当が維持であれば配当利回りは5.5%高い
- ただし、営業利益率1.3%、株価チャートも悪く、高配当目的なら他の自動車メーカーを買う方がおすすめ
- 株主優待はなし
マツダ(7261)の株価予想
マツダの株価の今後の予想ですが、630~1,100円のボックスで低迷と考えます。
マツダの日足はコロナショックにより下落した後、なんとかサポートラインであった900円を割り、株価は低迷しています。
チャートは右肩下がりなのに加え、直近四半期の20年1-3月の売上・利益も悪く、買いは入りにくい状況です。
月足ではサポートラインである450円で支えられており、450円を割ることは考えにくいですが、逆に大幅な上昇も見込めないと思います。
ここ最近の通期業績は売上、利益ともに減少方向であり、中長期の買いも入りにくいと思います。
そうなると月足のレジスタンスライン1,100円に戻すのがやっとではないでしょうか。
- 短期的な見通し:450円~900円のボックス(直近四半期業績が悪く、買いは入りにくい)
- 中長期的な見通し:450円~1,100円のボックス(通期業績も下降傾向であり、買いは入りにくい)
マツダ(7261)の株価予想のまとめ
本記事では「マツダ(7261)の株価見通し」について書きました。
今回の記事のマツダの株価予想のまとめは次の通りです。
- 直近四半期20年1-3月期はコロナの影響により、かなり悪い内容
- 通期決算の傾向も減収・減益傾向
- 株価は短期的、中長期的ともに上がりにくく、450~1,100円のボックス相場で低迷予想
- 配当金が維持されれば、利回りは5.5%だが、他自動車メーカーに比べ利益率が低く、高配当目的なら他自動車メーカーを買うことをおすすめ
ライトニング( @lightningshift9)でした。
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