当サイトはアフィリエイト広告を使用しております。
記事の中では、スバルの株価推移と見通し、業績分析、配当金、株主優待について書いています。
「スバルの株価は今後どうなるの?」、「業績はいいの?配当金・優待もある?」というあなたの声に答えられる記事なのでぜひ参考にしてください!
こんにちは、投資運用歴15年のライトニング( @lightningshift9)です。
コアなファンを持つ自動車メーカー「スバル」。
フォレスター、レガシーなど人気車種を持つスバルですが、投資家として気になるのは株価推移ですね。
本記事では、スバルの株価見通しについて紹介します。
業績分析、配当金、株主優待にも触れながら、チャートを徹底分析していきますので、ぜひ参考にしてください!
気になるところへ読み飛ばす
Contents
スバル(7270)について

まずはスバルの会社概要から見てみましょう。
会社名 | 株式会社SUBARU |
---|---|
事業内容 | 【自動車】自動車ならびにその部品の製造、修理および販売 【航空宇宙】航空機、宇宙関連機器ならびにその部品の製造、販売および修理 |
本社 | 東京都渋谷区恵比寿1-20-8 エビススバルビル |
設立 | 1953年(昭和28年)7月15日 |
資本金 | 153,795 百万円 |
代表 | 中村 知美 |
スバルは自動車メーカーとしてはCMとして認知さていますが、注目すべきは航空事業も行っているということです。
航空事業では、ヘリコプターの製造、ボーイングの中央翼といったパーツを製造を行っています。
スバル(7270)の株価推移とチャート

スバルの株価をチャートを見ながら解説していきます。
<スバルの日足>

2019年2月~8月までは、2,500~2,900円のボックスで推移していました。
2019年年9月にボックスの上限である2,900円をブレイクすると、株価は3,150円まで上昇しています。
しかし、その後株価は下落傾向になり、コロナショックもあり、直近2020年5月22日は2,183円と株価は低迷しています。
<スバルの月足>

月足で見ると、1996年~2012年までは250円~900円のボックス圏で15年以上推移していました。
2013年にボックスの上限である900円をブレイクすると、アベノミクスの効果もあり、一気に株価は上昇し、2015年には上場来高値5,223円を付けています。
上場来高値を付けた後は、株価は徐々にピークアウトし、直近は上場来高値の約半値の2,183円で推移しているという状況です。
- 日足:株価はボックスレンジで推移だったが、新型コロナで株価は大きく下落後、直近は低迷
- 月足:1996年から15年以上250~900円のボックスレンジで推移し、2013年にブレイクすると上場来高値5,223円を付け、その後株価はピークアウト
スバル(7270)の業績分析

スバルの業績について、業績推移、最新決算期の売上・利益の成長、財務状況を見ていきましょう。
①業績推移
スバルの業績推移は次の通りです。
売上高 | 営業利益 | 純利益 | 1株利益 | 1株配当 | |
---|---|---|---|---|---|
17年3月 | 3,325,992 | 410,810 | 282,354 | 365.8 | 144 |
18年3月 | 3,232,695 | 379,447 | 220,354 | 287.4 | 144 |
19年3月 | 3,156,150 | 181,724 | 141,418 | 184.4 | 144 |
20年3月 | 3,344,109 | 210,319 | 152,587 | 199.0 | 100 |
21年2月 | ー | ー | ー | ー | ー |

売上高は横ばい推移しており、利益は減少推移になっています。
2021年3月期に関しては、新型コロナの影響により業績が見通せず、現状未定としています。
- 売上は横ばいで推移、成長は鈍化している
- 営業利益は減少方傾向であり、悪評価
- 2021年3月期の見通しは未定
②直近決算分析(2020年3月期通期)
スバルの2020年2月期の決算では、売上高は前期比+5.9%の33,441億円、営業利益は前期比+15.7%の2,103億円と好調な内容でした。
営業利益率は6.2%であり、利益率はまずまずといった印象です。

新型コロナウイルスによる影響はあったものの、スバルの販売台数は前年対比で伸びており、前期比で増収増益となりました。

<スバルの四半期決算推移>
売上高 | 営業利益 | 純利益 | 1株利益 | 利益率 | |
---|---|---|---|---|---|
19.01-03月 | 764,806 | 26,058 | 23,305 | 30.4 | 3.4% |
19.04-06月 | 833,423 | 92,212 | 66,456 | 86.7 | 11.1% |
19.07-09月 | 772,250 | 2,635 | 1,829 | 2.4 | 0.3% |
19.10-12月 | 878,891 | 57,811 | 43,414 | 56.6 | 6.6% |
20.01-03月 | 859,545 | 57,661 | 40,888 | 53.3 | 6.7% |
直近四半期の20年1-3月は売上は横ばい、営業利益も横ばいであり、特段コロナの影響は数字上は見られません。

20年1-3月は販売台数についても、国内は落ちていますが、海外は北米中心に伸びています。
もちろん今後の確認は必要ですが、ひとまず直近四半期でも影響は見られないですね。
- 直近四半期の売上は、直前四半期から横ばい
- 営業利益についても直近四半期は横ばい
③競合他社との比較
同じ自動車メーカーと比較してスバルの業績はどうなのでしょうか。
同クラスのマツダと比較してみましょう。
<競合他社との比較>
(単位:100万円) | スバル (2020年3月) |
マツダ (2020年3月) |
売上高 | 3,344,109 | 3,430,009 |
営業利益 | 210,319 | 43,603 |
営業利益率 | 6.3% | 1.3% |
経常利益 | 207,656 | 53,901 |
純利益 | 152,587 | 12,131 |
1株純利益 | 199.0円 | 19.3円 |
マツダと比較してみると、スバルの方が売上は小さいのですが、営業利益はスバルの方が多きことがわかります。
これはスバルの営業利益率が6.3%とマツダに比べて大きいことが理由です。
また、マツダは直近四半期である20年1-3月は厳しい決算だったので、スバルは同業他社に比べて評価できると言えますね。

④財務内容(2020年2月通期)
スバルの財務内容ですが、全く問題ありません。

自己資本比率は52.0%近くあるのに加え、有利子負債もほぼありません。
スバル(7270)の配当金、株主優待

スバルの配当金、株主優待は以下の通りです。
スバルの配当金、株主優待
- 配当金:未定(2021年3月期)
- 株主優待:なし
それぞれについて詳しく見てみましょう!
①配当金
スバルでは2021年3月期の配当金は未定となっています。

直近で20年3月期では配当金は減配し、1株当たり100円となりました。
2020年5月22日の株価2,183円から考えると、配当利回りは4.5%です。
減配となっても配当利回りはそこそこありますが、21年3月期の配当金が未定となっているので、今すぐ高配当目的で買うかどうかは悩みどころですね。
②株主優待
スバルでは株主優待は実施されていません、
- 配当は20年3月期に100円/1株に減配したが、配当利回りは4.5%と高い
- 21年3月期の配当は未定なので、高配当目的で今すぐ買うかどうかは悩みどころ
スバル(7270)の株価見通し

スバルの株価の今後の予想ですが、2,000~2,500円のボックスレンジで推移と考えます。

スバルの日足はコロナショックによりサポートラインであった2,500円を下抜けし、直近の株価は低迷推移しています。
四半期決算は悪くなかったのですが、配当金の減配を発表したことにより、高配当狙いの投資家の興味が無くなり買いも入りにくくなっていることが理由です。

月足では節目の2,000円で何とか反発していますが、日足と同じくサポートラインであった2,500円を割っています。
通期決算は売上・利益は横ばいでありパッとしないので、長期でもなかなか買いが入りにくいと思われます。
決算の状況、日足、月足のチャートから考えると、株価は上昇してもせいぜい2,500円でしょう。
2,500円がレジスタンスラインとなり、2,000~2,500円の間を行き来すると予想します。
- 日足はサポートラインであった2,500円を割り低迷しており、大きく戻せる材料もない
- 月足を見ても2,500円がレジスタンスラインとなり、大きな上昇は見込めない
スバル(7270)の株価見通しのまとめ
本記事では「スバル(7270)の株価見通し」について書きました。
今回の記事のスバルの株価見通しのまとめは次の通りです。
- 年度業績は売上、利益ともに過去から減少傾向
- 四半期決算は売上、利益ともに横ばい
- 直近配当金利回りは4.5%だが、21年3月の配当利回りは未定でありリスクあり
- 株価は日足、月足ともに力がなく、2,500円が頭打ちになり、2,000~2,500円で推移しそう
ライトニング( @lightningshift9)でした。
スバルの株を売買するなら、手数料が安く、日経新聞・会社四季報が無料などメリットが大きい楽天証券がおすすめですよ!
\顧客満足度No.1/
楽天ポイントが貯まる!使える!

また、僕も利用していますが、Tポイントを利用して1株から株を買えるネオモバを利用するのもありです!
