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記事の中では、Visaの株価推移と見通し、業績分析、配当金について書いています。
「Visaの株価は今後どうなるの?」、「業績はいいの?配当利回りはどう?」というあなたの声に答えられる記事なのでぜひ参考にしてください!
こんにちは、投資運用歴15年のライトニング( @lightningshift9)です。
決済インフラを提供する米国企業「Visa」。
Visaカードを使ってお世話になっている人も多いと思いますが、投資家として気になるのは株価推移ですよね。
本記事では、Visaの株価の見通しについて紹介します。
業績分析、配当金にも触れながら、チャートを徹底分析していきますので、ぜひ参考にしてください!
ただし、新型コロナによるVisa利用決済額の落ち込みには注意!
気になるところへ読み飛ばす
Visa(V)について
まずはVisaの会社概要から見てみましょう。
会社名 | Visa |
---|---|
ティッカー | V |
セクター | 金融(Financials) |
事業内容 | 決済サービス事業を運営 |
Visaはクレジットカードの決済サービスを運営する会社です。
Visaカードのイメージが強いと思いますが、実はクレジットカード会社ではなく、クレジットカードは一切発行していません。
Visaはあくまで決済インフラを提供しているだけであり、決済インフラの提供により手数料を得ているわけなんです。
Visa(V)の株価推移とチャート
Visaの株価をチャートを見ながら解説していきます。
<Visaの日足>
2020年3月のコロナショックにより株価は下落し、220ドルの高値から考えると約80ドルの約35%株価は下がりました。
しかし、その後は反発買いが進んでおり、2020年5月27日には株価は192ドルまで戻ています。
<Visaの月足>
月足は右肩上がりに上がり続けており、非常に美しいチャートです!
移動平均線に支えられる形で、大きく移動平均線を割り込むことなく推移しています。
2012年の株価25ドルから考えると、実に株価7倍の192ドルまで上昇です!
- 日足:コロナショック下落したが、反発買いが入り再上昇中
- 月足:移動平均線を割ることなく緩やかに右肩上がり推移し、株価はは25→192ドルまで上昇
Visa(V)の業績分析
Visaの業績について、業績推移、キャッシュフローを見ていきましょう。
①業績推移
Visaの業績推移は次の通りです。
売上高 | 営業利益 | 純利益 | EPS | 1株配当 | |
---|---|---|---|---|---|
16年12月 | 15,082 | 7,883 | 5,991 | 2.49 | 0.56 |
17年12月 | 18,358 | 12,144 | 6,699 | 2.81 | 0.66 |
18年12月 | 20,609 | 12,954 | 10,301 | 4.45 | 0.83 |
19年12月 | 22,977 | 15,001 | 12,080 | 5.32 | 1.00 |
20年12月 | 21,980 | – | 11,148 | 5.02 | 1.20 |
売上高は右肩上がりに成長しており、利益(EPS)も毎期成長が見られます。
まさに理想的な業績成長を見せるグロース株と言うことができます。
- 売上高は毎期約+15%成長
- 利益は5年平均は約+25%の成長
②キャッシュフロー推移
Visaのキャッシュフロー推移は次の通りです。
営業CF | 投資CF | 財務CF | |
16年12月 | 5,574 | -10,916 | 7,477 |
17年12月 | 9,317 | 735 | -5,924 |
18年12月 | 12,941 | -3,084 | -10,790 |
19年12月 | 12,784 | -591 | -12,061 |
キャッシュフローの流れは、しっかりと営業キャッシュフローが増加傾向であることが評価できます。
一方で、投資キャッシュフローは大きなマイナスになっておらず、新規投資は控えめなことがわかります。
投資に関しては、すでにVisaのビジネスモデルは出来上がっており、新規の投資が現時点で大きく必要としないことが理由です。
財務キャッシュフローは基本的にはマイナスなので、借入金の返済はしっかり行われているようですね。
③Visaの今後の成長
Visaは売上、利益が毎期成長するグロース株であり、株価が上昇しつづけるためには今後の継続的な成長が不可欠です。
この継続的な成長を続けるためには次のことが必須です。
Visaカードの利用者の増加
Visaのビジネスモデルは、Visaが提供する決済インフラを利用した手数料収入で利益を出す構造になっています。
そのため、今後も継続的に利用者が増加することが必須です。
引用:Visa Q2 2020 Financial Results
20年Q2は利用額は増加傾向にあり、継続的な成長が見られています。
ただし、新型コロナにより経済活動は停滞しているため、決済利用も落ち込みが継続する可能性があり、四半期ごとに利用額推移は見ていきたいところです。
また、今後の決済方法として、非接触型の決済が増えていくことと思われ、新しい決済の形にVisaがしっかりと入り込むことも大切なポイントですね。
Visaの継続的な成長の鍵
- Visaカードの利用者の継続的な増加
Visa(V)の配当金・利回り
Visaのこれまでの配当金推移は次の通りです。
Visaは過去5年において右肩上がりに配当金を増配しています。
20年12月期では1株当たり1.2ドルの配当金であり、2020年5月27日の株価192.82ドルから考えると配当利回りは0.6%です。
Visaは継続的に成長を続けるグロース株にカテゴリ分けされ、配当利回りは正直低く、値上がり益を狙う銘柄です。
そのため、高配当銘柄を狙うなら別の銘柄を買うことをおすすめします。
配当利回りは低く、株価を支えているの成長の要素が強いため、今後の継続的な成長が不可欠ですし、投資家としても四半期ごとにしっかり確認していく必要がありますね。
<Visaの指標(2020年5月27日>
株価 | $193.22 |
---|---|
PER | 37.99倍 |
PBR | 11.22倍 |
PSR | 17.68倍 |
1株配当 | $1.20 |
配当金利回り | 0.62% |
指標を見てもわかるように、PERは37.99倍であり、典型的なグロース株の数値となっています。
- Visaの配当利回りは0.6%
- 配当はおまけと考えて、値上がり益を狙うことをおすすめ
Visa(V)の株価見通し
Visaの株価の今後の見通しですが、180~220ドルを値固めして緩やかに新高値を更新と考えます。
ただし、新型コロナによる決済利用者の減少には注意が必要です。
Visaの日足はコロナショックで下落したものの、反発買いが入り、下落前の水準へ戻ろうとしています。
また、直近四半期業績においてもカード利用額は継続的に伸びており、ファンダメンタルからもしっかりとした買いは入りやすい状況であると思います。
しかし、新型コロナによる決済額の減少の可能性もあるので、順調に株価が上昇するかどうかは見極めが必要です。
そのため、決済額の落ち込みがあまりなければ、180~220ドルの値固めは早く終わり、新高値の更新をしていく流れになりそうです。
一方で、月足は移動平均線に支えられる形で緩やかに上昇しています。
ファンダメンタル面では、通期業績は良好なので、今後も中長期的な買いも入りやすいと思われます。
日足の状況から見ても、220ドル、さらには250ドルの突破も中長期的には期待されますね。
ただし、業績が悪化するとグロース株は売られる傾向にあるので、新型コロナによる決済額の落ち込みがないかは四半期ごとに確認が必要です。
- 短期的な見通し:180~220ドルを値固めして新高値更新
- 中長期的な見通し:緩やかに新高値を更新し続けていく(成長の鈍化には注意)
Visa(V)の株価見通しのまとめ
本記事では「Visa(V)の株価見通し」について書きました。
今回の記事のVisaの株価見通しのまとめは次の通りです。
- 決算は売上高は+15%、利益は平均+25%と安定成長
- 今後のさらなる成長の鍵は「Visa決済金額の継続的増加」
- 株価は180~220ドルを値固めして、新高値を更新していく
ライトニング( @lightningshift9)でした。
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