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記事の中では、投信工房の特徴、評判、メリット・デメリットを紹介し、これ一本読めば投信工房が丸わかりとなるようまとめました。
投信工房とは?その特徴は?口座開設すべきなの?
こんにちは、投資運用歴15年のライトニング( @lightningshift9)です。
急速に拡大を見せている資産自動運用サービス「ロボアドバイザー」。
松井証券の「投信工房」は、手数料が低コストで、100円から始められる資産運用です!
本記事では、松井証券の投信工房の特徴、評判、メリット・デメリットについて紹介します。
投信工房は全自動ではなく、やや手間はあるものの、低コストでおすすめのロボアド投資ですよ!
ロボアドバイザー、さらにAIを活用した投資(AI投資)の比較については、以下の記事「AI投資のおすすめランキング3選【徹底比較】」でも解説していますので参考にしてください。
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投信工房について
まず最初に投信工房の運営会社、仕組み、セキュリティについて紹介します。
①投信工房の会社概要
投信工房は、大手証券会社である松井証券株式会社により運営されています。
商号 | 松井証券株式会社 |
---|---|
本社 | 東京都千代田区麹町一丁目4番地 |
設立 | 1931年3月 |
資本金 | 11,944,914,736円(2019年3月31日現在) |
代表者 | 松井 道夫 |
事業内容 | 金融商品取引法に基づく金融商品取引業[登録番号 関東財務局長(金商)第164号] |
加入協会 | 日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会 |
松井証券は証券会社としての歴史も長く、多くの投資家に利用されている証券会社です。
少額取引における株式投資の手数料が安いことから、僕が株式投資は始めた時に初めて口座開設したのも松井証券でした。
松井証券は東証1部に上場しており、会社としての経営は堅実ですし、財務内容も良好なので、運営会社としては安心感がありますね。
②投信工房の仕組み
投信工房はロボアドバイザーによる資産運用ですが、ウェルスナビなどの全自動型のロボアドバイザーと違い、投資家自身が若干メンテナンスを入れる必要があります。
それでは投信工房の仕組みを順をわかりやすく説明していきますね。
1.運用目標(ポートフォリオ)の設定
投信工房は最初に8個の質問に答えるだけで、「ロボアドバイザー」が一人一人の運用目標に最適なポートフォリオ(投資信託)を提案してくれます。
ウェルスナビなどの全自動型のロボアドバイザーでは、実態としてどういった投資信託に投資をしているか公開されません。
一方で、投信工房ではどういった投資信託が構成されているか確認でき、ポートフォリオに構成された個別の「投資信託」を購入していくこととなります。
まとめると全自動型との違いは次の通りです。
- 投信工房:投資信託を購入、銘柄ごとの損益を確認
- 全自動ロボアド(ウェルスナビなど):購入内容は見えない、ロボアドとしての損益を確認
2.リバランス
投信工房ではポートフォリオのメンテナンスである「リバランス」をある程度自分で行う必要があります。
リバランスとは、目標としていたポートフォリオの配分からの「ずれ」を修正することを言います。
画像のように、例えば各銘柄を25%ずつ保有しようと決めていても、同金額で積立を行うと、銘柄ごとの値動きにより当初の保有割合から外れてバランスに「ずれ」が生じます。
この「ずれ」の修正を行うことがリバランスであり、ウェルスナビなどの全自動ロボアドでは全て自動で行ってくれますが、投信工房ではこのリバランスを自分で設定する必要があります。
投信工房ではリバランスの方法は2つ設定されており、非常に簡単にリバランスを行うことができます!
- 自動リバランス:事前にリバランス日を設定
- 一括リバランス:クリック1つで即座にリバランス!
自動リバランスでは、事前にリバランスを行うタイミングを設定しておくだけです。
一方で、一括リバランスはクリック1つで即座にリバランスを実行することができ、リバランス後の内容も自分で確認することができます。
リバランスは1つ目の自動リバランスをやっておけば手間がないのでおすすめですが、自分で内容を確認したい!というこだわり派の人は一括リバランスを行いましょう。
3.手数料
さて、ここまで投信工房のロボアドの仕組みの中でも大事な「目標設定」、「リバランス」について説明してきました。
最後に「手数料」について説明します。
結論から言うと、投信工房の手数料は他のロボアドに比べて圧倒的に低コストでメリットが非常に大きいです!
全自動型のロボアドでは基本的に手数料は年1%がかかりますが、投信工房では運用手数料は無料であり、かかるのは投資信託の「信託報酬」だけです。
投信工房で選ばれる投資信託は、全て信託報酬が低コストで、運用実績が優良なものばかりです。
僕が設定しているポートフォリオの信託報酬も「0.2619%」であり驚異の低コストになっています!
上のグラフを見てもらえばわかるように、手数料コストの差により長期で見ると大きく成績が変わってきます!
松井証券の投信工房は低コストになっており、運用成績を最大限に伸ばせるロボアドバイザーといても過言ではありません!
全自動型のロボアドに比べてやや手間はありますが、手数料が非常に安く、将来のリターンが期待できる、これが投信工房をおすすめする最大の理由です。
③セキュリティ
松井証券は1931年の設立以来、投資家の資金を預かり、株式投資を中心に証券会社としての運営を継続しています。
そういった面からも、投資資金の管理、セキュリティについては万全の体制が敷かれており、投資家としては安全に資金を預けることができると言えます。
実際に、僕も松井証券は株式投資に利用しており、100万円近くのお金を10年以上にわたって預けています。
投信工房のメリット
ここからは投信工房を利用して感じたメリットを紹介していきます。
メリット①:圧倒的な低コスト
上述してきたように、他社のロボアドバイザーの利用料が1%程度なのに比べて、投信工房の利用料は0円であり、発生するコストは投資信託の信託報酬0.4%前後と圧倒的に低コストです。
長期投資においては、コストの差が大きく成績に影響を及ぼすため、投信工房の手数料の安さは非常に大きなメリットと言えますね。
メリット②:8つの質問に答えるだけで簡単に始められる
投信工房は、最初に8つの質問に答えるだけで、一人一人に最適なポートフォリオを提案してくれます。
そのため、投資信託、投資の知識がなくても、ロボアドバイザーに沿って進めていければ、将来に向けてリスクをコントールした資産形成を始めることができます。
また、ポートフォリオは自分で修正することも可能なので、投資中級者も満足できる仕組みになっていますよ!
メリット③:積立は100円からでOK
投信工房では、最低積立額が100円となっており、投資初心者、若年層が始めやすい設計となっています。
投資は早い段階で始めるほどその効果を発揮できます。
投資工房は若い世代でも投資にチャレンジできるので非常にありがたいですね!
メリット④:つみたてNISA枠を使用可能
年間40万円まで投資金額が非課税となるお得な制度「つみたてNISA」。
投信工房では、つみたてNISA枠も使用して投資ができるので、まだつみたてNISAを使用していない人は、この機に使用することもおすすめですよ!
なお、つみたてNISAについては、以下の記事「つみたてNISAの仕組み、メリット・デメリットまとめ!」でも紹介していますので、ぜひ一読ください。
投信工房のメリットまとめ
- 圧倒的な低コスト
- 8つの質問に答えるだけで始められる
- 積立は100円からでOK
- つみたてNISA枠を使用可能
投信工房のデメリット
メリットがある一方、投信工房にはデメリットもあります。
デメリット①:元本割れリスク
投資である以上、投信工房には元本割れのリスクがあります。
元本割れリスクに関しては、株式投資、FXなど全ての投資に当てはまるため、投信工房だけに限ったことではありません。
ただし、投資を行わない限り、現在の銀行金利がほぼゼロの時代では、将来の物価上昇に対してお金が足りなくなる一方です。
また、投信工房ではロボアドバイザーがリスクを抑え、期待リターンを得るために最適なポートフォリオを提案してくれます。
もちろん投資に絶対はなく、元本割れの可能性はありますが、個人的には投信工房の投資はおすすめですよ!
デメリット②:短期間では儲からない
投信工房はFX、先物などのように短期で利益を出す投資ではありません。
そのためすぐにお金を増やしたい!という人には正直向いていません。
ただ、短期でお金を増やせる投資はお金が減るリスクも大きくなります。
投信工房では短期でお金を増やしていくことは難しいですが、長期で運用することにより損が出にくく利益が出やすい仕組みになっていますよ!
デメリット③:全自動ロボアドよりも手間がかかる
投信工房では、ロボアドバイザーが最初に8つの質問に答えるだけで最適なポートフォリオを提案してくれますが、他の全自動ロボアドでは行ってくれるリバランスは自分で行う必要があります。
その分、全自動ロボアドよりも正直手間があります。
ただし、リバランスは「自動リバランス」、「一括リバランス」で非常に簡単に行うことができます。
また、若干の手間がかかる分、手数料が圧倒的に安いため、投信工房は総合的に見て非常にメリットが大きいロボアドバイザーだと思います!
投信工房のデメリットまとめ
- 元本割れリスク
- 短期間では儲からない
- 全自動ロボアドよりも手間がかかる
投信工房の評判
投信工房はSNSなどではどのような評判なのでしょうか?
何を買えばいいかロボが教えてくれる!
松井証券「投信工房」
「助言型」のみながら8つの質問に答えるだけで、個別に理想的な投信のチョイスと各々の配分が提示されるよ。配分を自分なりにカスタマイズできる機能もあって便利!#松井証券 #投信工房 #ロボットアドバイザー
— かりれるくん@LINE友達募集中 (@karireru) February 21, 2020
手数料を減らすべく、WealthNaviから投信工房に振り替えた
— nodaguti (@nodaguti) March 27, 2017
WealthNaviやTHEO、楽ラップやFOLIOを実際に使って来た自分だけど、やっぱり松井証券の投信工房が一番好き。
自分で好きなファンドを選べるし、信託報酬も低く抑えられる。
定期リバランスの設定なんかも出来るし、つみたてNISA対応だし。自分はつみたてNISAは楽天証券でやってるけど(n回目)
— ぬおー (@tadanohonedesu) January 1, 2020
投信工房が特におすすめな人
ここまで投信工房について紹介してきましたが、投信工房は特に次のような人におすすめです。
投信工房が特におすすめな人
- 忙しくて投資には手間をかけたくない人
- 投資でストレスを感じたくない人
- でも、少し自分でカスタマイズもして投資をしたい人
- 預貯金を投資に回したい人
- 手数料を抑えた投資をしたい人
投信工房の口座開設方法
投信工房の口座開設方法は次の通りの流れとなっています。
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STEP1口座の開設と入金投信工房の公式HPにアクセスし「基本口座」と「投資信託口座」を開設します。
登録はWEB上で完結しますので、本人確認書類等を準備して行いましょう。
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診断ロボアドバイザーがあなたのリスク許容度を診断してくれます。
その上で最適なプランを提案してくれますので確認しましょう。
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STEP3購入ポートフォリオの一括購入、または積立投資の設定を行います。
利益が出やすくなるのは「積立投資」なので、個人的には積立投資を長期で行うことをおすすめします。
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STEP4投資手法の見直し、リバランスの提案ロボアドバイザーが、金融市場や経済情勢の変化に応じて、適宜見直しの提案をしてくれるので、必要に応じてリバランスなどを行いましょう!
ただし、基本的にリバランスは自動リバランス設定をしておくことをおすすめします。
投信工房のよくある質問
投信工房についてよくある質問をまとめました。
①確定申告は必要ですか?
口座開設の際に「特定口座」で「源泉徴収あり」を選択すれば、基本的に確定申告は不要です。
ただし、損失が発生した場合などは、損失の通算・繰越控除により、確定申告で税の還付を受けられる可能性があります。
②年間取引報告書がほしいのですが
Webから確認ができるようになっています。
投信工房の評判、メリット・デメリットまとめ
本記事では「投信工房の評判、メリット・デメリット」について書きました。
投信工房は8つの簡単な質問に答えるだけで、簡単に始めれるロボアドバイザーです。
全自動ロボアドに比べて手間は若干かかりますが、圧倒的な低コストを考慮すれば、投信工房は始めるメリットは非常に大きいです!
100円の積立から始められるお手軽さもあるので、投信工房での投資デビューは「あり」ですね!
ライトニング( @lightningshift9)でした。