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内容としては、業界最大手のシェアを誇るmaneoの評判、メリット・デメリットについて、ソーシャルレンディング初心者でもわかりやすいようにまとめました。
maneoでの投資リスクはどうなの…?
こんにちは、投資運用歴15年のライトニング( @lightningshift9)です。
着々と成長を続ける注目の投資「ソーシャルレンディング」。
ソーシャルレンディング事業者の中でも、2008年に設立され歴史も長い「maneo」は業界最大手の実績を誇っています。
本記事では、全くmaneoのことを知らない初心者でもわかるように、maneoの評判、メリット・デメリットについてまとめました。
この記事でmaneoの特徴をつかんで、ソーシャルレンディングの足掛かりにしてみてください。
以下の記事【ソーシャルレンディング比較】全ての事業者で投資する筆者が厳選!おすすめ15社ランキングでは、僕が実際に全ての事業者を利用した結果からランク付けをしています!
他の事業者と比較したい方はぜひ一読ください!
気になるところへ読み飛ばす
maneoについて
まずは、maneoがどのような会社なのかを紹介します。
①会社概要
maneoは、2008年にサービスを開始したソーシャルレンディング事業者です。
商号 | maneoマーケット株式会社 |
事業内容 | 「maneo(マネオ)」をはじめとしたソーシャルレンディングサービスサイトの運営、募集の取扱い(取得勧誘)、投資家の管理を担当します。 |
金融商品取引業者 | 関東財務局長(金商)第2011号 |
代表者 | 佐藤 友彦 |
住所 | 東京都千代田区内幸町1丁目1番7号 日比谷U-1ビル |
設立年月日 | 2007年8月30日 |
資本金 | 308,518,500円 |
主要株主 | NLHD株式会社 GMOフィナンシャルホールディングス株式会社 株式会社VOYAGE VENTURES MICイノベーション4号投資事業有限責任組合 SMBCベンチャーキャピタル2号投資事業有限責任組合 Spiral Ventures Japan Fund 1号投資事業有限責任組合 アイビス新成長投資事業組合第4号 池田泉州キャピタルニュービジネスファンド4号、5号投資事業有限責任組合 SV-FINTECH1号投資事業有限責任組合 |
maneoは10年以上の歴史があり、ソーシャルレンディング事業者の中では古参となっています。
この長い歴史もあり、成立した投資案件の総額は事業者トップの1,600億円超となっています。
また、これまでに募集した案件も1万4,000件を超えており、maneoへの登録者も8万7,000人を超えており、ソーシャルレンディング事業者の中でも頭一つ飛びぬけています。
maneoのソーシャルレンディング事業としては、他の会社と基本の仕組みは同じであり、投資家と借り手を結ぶ事業を行っています。
②財務状況
maneoは業界最大手の実績も魅力ですが、財務状況も抜群であり、こちらもmaneoの魅力となっています。
maneoの平成30年度の貸付金額は350億円超であり、純利益は約4.7億円となっています。
これは前期比で貸付金額は2.2倍、純利益は2.3倍の数字です。
ソーシャルレンディング事業者は仲介手数料で儲けていますので、利益率は正直高くはありませんが、maneoはその中でもしっかりと成長していることがわかります。
また、maneoはソーシャルレンディングのプラットフォームをmaneoファミリーと呼ばれるソーシャルレンディング事業者に提供しており、こちらの使用料の収入があることも、安定収益に繋がっています。
maneoファミリーとは、maneoのプラットフォームを使用しているソーシャルレンディング事業者を指します。
ファミリーと名前がついていますが、ほとんどの会社はmaneoとの間に資本関係はありません。
今後もソーシャルレンディング業界の成長とともに、さらなるmaneoの成長も期待されるところです。
ただし、国内最大手だからと言って必ずしも安心というわけではなく、maneoは2018年に資金募集の際に虚偽の説明(実際に集めた投資資金が説明と異なる目的に使用された)を行ったとして、金融庁から業務改善命令を受けいています。
また、集めた資金が本来と異なる目的に使用されたと、投資家がmaneoに対して損害賠償を目的とした集団訴訟を起こしています。
今後の状況を見守りながら、maneoのより堅実な運営体制となることを期待するとともに、投資家自身が分散投資をすることが大切と言えます。
③取扱案件
maneoの募集案件は大きく分けて次の2つが主力となっています。
maneoの主な募集案件
- 不動産担保型ローンファンド:利回り5~6%
- 事業性資金ローンファンド:利回り8~9%
不動産担保型ローンファンドは、その名の通り不動産を担保とする貸付案件です。
一方で、事業性資金ローンファンドは、担保の有無は案件ごとによりますが、企業のの運転資金などを貸付案件です。
また、これらとは別に高リスク(無担保)で利回り10%を超える案件や、maneoファミリーの他事業者が集めきれなかった案件をセレクトファンドとして募集することもあります。
投資初心者はリスクが低いと考えられる不動産担保型ですが、ご自身の経験、考えをもとに分散投資をしていくことをおすすめします。
maneoのメリット・デメリット
それではここからは、maneoを利用するメリット・デメリットについて紹介します。
メリット
メリット①:maneoファミリーとの会員連携サービスが楽!
2017年からmaneoに登録した会員情報データを、maneoファミリーと共用する「会員連携サービス」を開始しています。
これによりmaneoに投資家登録を完了すれば、いちいち他のmaneoファミリーで投資家登録をする手間がなくなりました。
maneoファミリー→maneo本体への逆の流れでは投資家情報は共用されません。
会員連携サービスを行う際は必ずmaneo本体へ投資家登録をしましょう。
メリット②:募集案件が豊富で少額・短期間から投資が可能
maneoはソーシャルレンディング事業の歴史が10年以上であり、業界最大手ということもあり、その募集案件も非常に豊富です。
また投資金額も数万円の少額から申し込みが可能であり、投資期間も3か月~1年程度のものも多く、短期での投資が可能です。
少額かつ、投資期間が短ければ、その分リスクが低くなるので、初心者にも始めやすいというメリットがあります。
メリット③:名目利回りの分配金を毎月受け取れる
投資案件ごとに決められた分配金を毎月受け取ることができ、お金が増えていく楽しみ、投資の楽しみを実感することができます。
メリット④:会員ステータス制度がある
maneoでは投資口座残高に応じて、会員ステータスが下記の通りあります。
会員ステータス | 判定条件 | 保留期間 |
ダイヤモンド | 3,000万円以上 | 1年 |
プラチナ | 1,000万円以上3,000万円未満 | 6カ月 |
ゴールド | 500万円以上1,000万円未満 | なし |
ブロンズ | 100万円以上500万円未満 | なし |
レギュラー | 500万円未満 | なし |
投資残高は貸出元本と口座残高の合計となっており、ダイヤモンド、プラチナは条件を満たしていなくても上記の期間はステータスが維持されることになります。
会員ステータスごとに特別に開示される案件がありますので、投資の励みにもなる制度ですね。
maneoのメリットまとめ
- maneoファミリーとの会員連携サービスが楽!
- 募集案件が豊富で、少額・短期間から投資家が可能
- 名目利回りの分配金を毎月受け取れる
- 会員ステータス制度がある
デメリット
デメリット①:業務改善命令を受けている
maneoは2018年に虚偽の説明をしたとして、金融庁から業務改善命令を受けています。
虚偽の説明の内容としては、借り手が集めた資金を本来の目的と異なる用途に使用していたということでした。
maneoはその後改善策として、案件の選定・管理といった運営体制を見直し・向上させていくと発表しています。
業界最大手と言えど、このような投資リスクがあることは投資家自身が認識し、ソーシャルレンディング事業者を含めた分散投資を心掛ける必要があります。
業務改善命令を受けるということは、運営体制が改善されるので、必ずしも悪いことだけというわけではありませんが、これまでに問題があったということに違いはありませんので、投資家としては運営体制の向上を切に願います。
また、一部の投資家から損害賠償を受けている事実もありますので、今後の展開を見守る必要があります。
デメリット②:貸し倒れ、遅延のリスクがある
maneoは2008年からサービスを開始しており、事業の歴史も長く、当初個人向けの投資案件も扱っていたこともあり、初期段階は貸し倒れが見られました。
また、その後も数件の貸し倒れは発生しているのが現状です。
支払い遅延についても発生している案件もありますので、業界最大手のmaneoで投資をするとしても、貸し倒れ・支払い支援のリスクがあることは常に頭に入れておきましょう。
加えて、余裕資金でソーシャルレンディング事業者、募集案件単位での分散投資をすることも大切です。
デメリット③:資金拘束がある
ソーシャルレンディング全般に言えることですが、募集案件に対して投資を行うと、案件の期間が終わるまでは資金が拘束されます。
案件によって拘束期間は異なりますが、2~3年の資金拘束期間のものもあり、この期間に世界情勢、担保の不動産価値が変動する可能性もあります。
また、自分の経済状況自体も変化する可能性があるので、自分の経済的余力、案件のリスクなどはしっかりと精査する必要があります。
maneoのデメリット
- 業務改善命令を受けている
- 貸し倒れ、遅延のリスクがある
- 資金拘束がある
maneoの評判・口コミ
SNSではmaneoはどのような評判なのでしょうか?
今日も、ゾクゾクとmaneo から延滞発生のお知らせ が〜
(T_T) もう、許して。多すぎて把握出来ない。— 五十川 尚文 (@RdbZThzv4434ybl) May 31, 2019
やったー!maneoの東京都品川区案件、遅延損害金含めて満額返済されそう!!
残元本180,617円、配当+遅延損害金11,900円が分配予定になりました。
久々にmaneoから素晴らしいニュース!!
— まさお (@slwatch_net) January 17, 2020
重なる遅延や、業務改善等のトラブルもあるので、ゆっくりと見守りながらmaneoでの投資を行うという目線がいいかもしれませんね。
maneoが特におすすめな人
maneoは、特に次の人におすすめです。
maneoが特におすすめな人
- 幅広い案件から選んでいきたい人
- 少額、投資期間が短い案件から選びたい人
- 会員ステータス制度に魅力を感じる人
maneoの始め方
maneoの始め方は次の通りとなります。
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STEP1公式HPで投資家登録maneoの公式HPから投資家登録を行います。
登録は非常に簡単で5分で終わります。
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STEP2本人確認キーを入力はがきが自宅に届くので、記載された「ご本人様確認キー」をWEB入力します。
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STEP3投資用資金の入金「投資口座」に投資用資金を入金します。
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STEP4投資を実行自身で案件ごとの説明を読み、リスクを精査しながら投資を実行します。
maneoのよくある質問
ここまでmaneoについて紹介しましたが、こちらではよくある質問について回答します。
①手数料はかかりますか?
maneoでは振込入金の際にかかる振込手数料がかかります。
逆に投資口座から銀行口座にお金を払い戻す際の振込手数料もかかります。
②投資口座を開設するための条件はありますか?
口座開設をするためには以下の全てを満たす必要があります。
- 申請段階で20歳以上、75歳未満
- 日本在住で在留資格を有している
- maneoマーケットの審査を通過
maneoのまとめ
本記事では「maneo」について書きました。
maneoは、ソーシャルレンディング事業者としての歴史が長く、多くの案件実績がある会社です。
ただ、取扱い規模も国内最大級ですが、業務改善命令を受けいていたり、支払い遅延が発生しています。
maneoの今後の行方を見守りながら、ソーシャルレンディング事業者、案件含めて分散投資をしていくことをおすすめします。
ライトニング( @lightningshift9)でした。