銘柄分析

カネカ(4118)の株価見通し!業績分析、配当金、株主優待に触れながら今後の予想を徹底解説!

ライトニング
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この記事では「カネカ(4118)の株価について紹介します。

記事の中では、カネカの株価推移と見通し、業績分析、配当金、株主優待について書いています。

「カネカの株価は今後どうなるの?」、「業績はいいの?配当金・優待もある?」というあなたの声に答えられる記事なのでぜひ参考にしてください!

こんにちは、投資運用歴15年のライトニング( @lightningshift9)です。

「カガクでネガイをカナエル会社」がキャッチフレーズの「カネカ」

コロナの新薬としても期待されるアビガンの原薬供給を行うことで話題ですが、投資家として気になるのは株価推移ですよね。

はてなパンダ
はてなパンダ
株価はどうなっていくの?配当金、優待もあるのかな?
ライトニング
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投資家目線で気になるところを徹底解説します!

本記事では、カネカの株価見通しについて紹介します。

業績分析、配当金、株主優待にも触れながら、チャートを徹底分析していきますので、ぜひ参考にしてください!

ライトニング
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結論から言うと、2,700~3,700円で株価は低迷しそう!

カネカ(4118)について

まずはカネカの会社概要から見てみましょう。

会社名 株式会社カネカ
事業内容 Vinyls and Chlor-Alkali, Performance Polymers, Foam & Residential Techs, E & I Technology, PV & Energy management, Performance Fibers, Medical Devices, Pharma & Supplemental Nutrition, Foods & Agris
本社 東京都港区赤坂1-12-32(アーク森ビル)
設立 1949年9月1日
資本金 330億46百万円
代表 田中 稔

カネカは様々な場面で使用される化学品、医療向けの機能性化学品などを製造する総合化学メーカーです。

最近は新型コロナの治療薬として期待されるアビガンを富士フィルムへ供給することでも話題になっています。

カネカ(4118)の株価推移とチャート

カネカの株価をチャートを見ながら解説していきます。

<カネカの日足>

2019年3月~2020年5月までの日足ですが、株価は右肩下がりに下落推移しています。

長期移動平均線に抑えられる形で下落しており、2020年3月にはコロナショックもあり、さらに下落が続いているという状況です。

はてなパンダ
はてなパンダ
メチャクチャ厳しいチャートだね…
ライトニング
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長期チャートも見てみようか!

<カネカの月足>

月足で見ると、下値は2,700円で支えられ、上値は7,500円で抑えられています。

上昇・下降の波がありますが、リーマンショック前までは上昇し、リーマンショックが起こると下落していることがわかります。

その後は、アベノミクスとともに上昇し、ピークアウトとコロナショックにより再度下落をしています。

つまり、カネカは景気変動とともに株価が変動する傾向にあると言えます。

  • 日足:中長期移動平均線に抑えられる形で、株価は右肩下がりに下落
  • 月足:景気変動に合わせて、株価は上昇・下落を周期的に繰り返す

カネカ(4118)の業績分析

カネカの業績について、業績推移、最新決算期の売上・利益の成長、財務状況を見ていきましょう。

①業績推移

カネカの業績推移は次の通りです。

売上高 営業利益 純利益 1株利益 1株配当
17年3月 548,222 33,164 20,484 308.6 18
18年3月 596,142 36,888 21,571 328.4 18
19年3月 621,043 36,041 22,238 339.1 64
20年3月 601,514 26,014 14,003 214.7 100
21年3月

売上高は19年3月期までは右肩上がりでしたが、20年3月期には微減となっています。

一方、利益も同様に19年3月期までは増加していますが、20年3月期には減少しています。

2021年3月期ついては、新型コロナの影響が不透明であり、見通しは未定としています。

  • 売上高は20年3月期に減収となり、成長は足踏み
  • 利益も20年3月期には現役となり、成長は足踏み
  • 21年3月期の見通しは未定

②直近決算分析(2020年3月期通期)

カネカの2020年3月期の決算では、売上高は前期比-3.1%の6,015億円営業利益は前期比-27.8%の260億円と厳しい決算でした。

営業利益率は4.3%でした。

引用:カネカ2020年3月期決算説明会資料

前年度からの減収・減益の理由としては、米中貿易摩擦、そして新型コロナによる相場変動が大きいようです。

化学メーカーは、為替・原油相場の影響を受ける傾向にあり、今回のコロナショックにより為替は円高、原油は暴落したことがカネカの業績にも大きく影響したようです。

また、新型コロナでは、人、モノの移動が無くなり、経済実需が低下したことも厳しい決算に繋がっています。

引用:カネカ2020年3月期決算説明会資料

はてなパンダ
はてなパンダ
セグメント別でも相場変動の影響を受けやすいマテリアルセクションが厳しいね…
ライトニング
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四半期決算も見てみよう!

<カネカの四半期決算推移>

売上高 営業利益 純利益 1株利益 利益率
19.01-03月 153,428 9,422 7,557 115.2 6.1%
19.04-06月 148,822 7,004 3,491 53.5 4.7%
19.07-09月 151,033 5,813 2,555 39.2 3.8%
19.10-12月 152,612 6,074 3,186 48.9 4.0%
20.01-03月 149,047 7,123 4,771 73.2 4.8%

カネカは四半期ごとに偏りがあるので前年同時期と見比べてみると、20年1-3月は19年4-6月に比べて売上、利益ともに減少しています。

コロナショックにより、円高は継続、原油は低迷しているので、引き続きカネカの四半期決算は注視する必要があります。

  • 直近四半期の売上は前年同時期に比べて減収
  • 直近四半期の利益も前年同時期に比べて減益

③競合他社との比較

同じ化学メーカーと比較してカネカの業績はどうなのでしょうか。

昭和電工と比較してみましょう。

<競合他社との比較>

(単位:100万円) カネカ
(2020年3月)
昭和電工
(2020年12月)
売上高 601,514 906,454
営業利益 26,014 120,798
営業利益率 4.3% 13.3%
経常利益 20,166 119,293
純利益 14,003 73,088
1株純利益 214.7円 501.0円

昭和電工の方がやや売上が大きいことと、決算時期がずれているので、正確な比較ではありませんが、目立つのはカネカの営業利益率です。

カネカの営業利益率が4.3%に比べて、昭和電工では13.3%あります。

単純な化学品はどうしても利益率が低くなりがちであり、カネカとしては付加価値の高い商品を今後開発、拡販することが課題と言えます。

④財務内容(2020年3月通期)

カネカの財務内容ですが、基本的には問題ない内容です。

引用:カネカ2020年3月期決算説明会資料

1株純資産 自己資本比率 総資産 自己資本 剰余金 有利子負債倍率
2020.3 5,082.08 50.7 653,262 331,483 280,265 0.40

自己資本比率は50.7%と高く、有利子負債が0.40倍なので悪くないと思います。

ただ、利益率が低いので、今後の収益性を改善していかないと、効率的に純資産を積み上げるのは難しいことに変わりはありません。

カネカ(4118)の配当金、株主優待

カネカの配当金、株主優待は以下の通りです。

カネカの配当金、株主優待

  1. 配当金:未定(2021年3月期)
  2. 株主優待:なし

それぞれについて詳しく見てみましょう!

①配当金

カネカの2021年3月期の配当金は未定です。

新型コロナウイルスの影響により業績見通しが未定となっているため、配当金も同様に未定となっています。

なお、これまでは下記の通り配当金は推移しています。

直近5年を見てみると配当金は増配傾向であり、配当性向も上昇しています。

直近である20年3月期の配当金は、1株当たり100円であり、2020年5月20日の株価2,728円から考えると、配当利回りは3.7%です。

20年3月期の業績が落ち込んだこと、21年3月期の配当金が未確定ではありますが、最近の傾向として増配してきたことを考えると、配当金は維持される可能性があります。

そう考えれば、カネカは企業としては安定していますし、配当利回り3.7%も悪くなく、高配当投資の検討に値すると思います。

②株主優待

カネカでは、株主優待は実施されていません、

  • 21年3月期の配当は未定だが、配当が維持であれば配当利回りは3.7%とそこそこ
  • 株主優待はなし

カネカ(4118)の株価予想

カネカの株価の今後の予想ですが、2,700~3,700円のボックスで低迷と考えます。

カネカの日足は1年ほど移動平均線に抑えられる形で右肩下がりで推移しており、コロナショックにより株価は低迷した状態が継続しています。

また、ファンダ面からも、直近四半期の20年1-3月の売上・利益が悪化し、買いは入りにくい状況です。

そう考えると、短期的には3,100円がレジスタンスラインとなります。

3,100円は突破できる可能性はありますが、もう1つ上の3,700円のレジスタンスラインを超えるには業績の改善などの材料が必要でしょうね。

月足ではサポートラインである2,700円で支えられており、2,700円を割ることは考えにくいですが、逆に大幅な上昇も見込めないと思います。

20年3月期の通期業績は売上、利益ともに減少方向であり、中長期の買いも入りにくいと思います。

また、過去のカネカのチャートの傾向として、景気変動に合わせて株価が変動する傾向にあります。

そうなると新型コロナが世界的にまだ落ち着いていない現状を考えると、株価は低迷が継続し、上昇したとしても3,700円のレジスタンスラインに抑えられると思います。

  • 短期的な見通し:2,700円~3,100円のボックス(直近四半期業績が悪く、買いは入りにくい)
  • 中長期的な見通し:2,700円~3,700円のボックス(通期業績も下降傾向であり、買いは入りにくい)

カネカ(4118)の株価予想のまとめ

本記事では「カネカ(4118)の株価見通し」について書きました。

今回の記事のカネカの株価予想のまとめは次の通りです。

  • 直近四半期20年1-3月期はコロナの影響により、前年同時期に比べ悪化
  • 通期決算の傾向も減収・減益
  • 株価は短期的、中長期的ともに上がりにくく、2,700~3,700円のボックス相場で低迷予想
  • 配当金が維持されれば、利回りは3.7%であり、高配当投資の検討はあり

ライトニング( @lightningshift9)でした。

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