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記事の中では、すかいらーくの株価推移と見通し、業績分析、配当金、株主優待について書いています。
「すかいらーくの株価は今後どうなるの?」、「業績はいいの?配当金・優待もある?」というあなたの声に答えられる記事なのでぜひ参考にしてください!
こんにちは、投資運用歴15年のライトニング( @lightningshift9)です。
複数のファミレスを運営する「すかいらーく」。
ガスト、バーミヤンなど普段からすいからーくが運営するファミレスに行く人も多いと思いますが、投資家として気になるのは株価推移ですよね。
本記事では、すかいらーくの株価予想について紹介します。
業績分析、配当金、株主優待にも触れながら、チャートを徹底分析していきますので、ぜひ参考にしてください!
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Contents
すかいらーく(3197)について
まずはすかいらーくの会社概要から見てみましょう。
会社名 | 株式会社すかいらーくホールディングス |
---|---|
事業内容 | フードサービス事業全般、その他周辺事業 |
本社 | 東京都武蔵野市西久保 1-25-8(三鷹 第3オフィス) |
設立 | 1962年(昭和37年)4月4日 |
資本金 | 3,634百万円 |
代表 | 谷 真 |
すかいらーくは下記の通り、複数のファミレスを運営する企業です。
- ガスト
- ジョナサン
- バーミヤン
- 夢庵
- 魚屋路
- から好し
子供の頃に家族で行ったことがある人もいるでしょうし、逆に最近家族で一緒に行ったという人も多いのではないでしょうか。
すかいらーく(3197)の株価推移とチャート
すかいらーくの株価をチャートを見ながら解説していきます。
<すかいらーくの日足>
日足を見ると、19年4~10月までは1,800~1,970円のボックス圏で推移していました。
19年11月にはこのボックス圏を上抜けし、2,250円まで上昇しましたが、その後コロナショックとともに株価はピークアウトし、株価は1,350円付近まで下落しました。
直近20年6月11日には、株価は1,771円まで戻していますが、1,800円がレジスタンスラインとなっているようにも見えます。
<すかいらーくの月足>
すかいらーくは2015年の上場から押し目をつけながら緩やかに上昇するチャートとなっています。
価格帯としては、15~18年までは1,400~1,800円のボックス圏で推移しており、一時ボックスを上抜けしたものの、日足同様にコロナショックにより押し戻されています。
直近の動きを見ると、足元では1,400円~1,800円のボックス圏に株価はいるのではないかと思われます。
- 日足:コロナショックにより下落し再上昇したが、1,800円がレジスタンスラインとなっている
- 月足:1,400~1,800円のボックス圏で推移
すかいらーく(3197)の業績分析
すかいらーくの業績について、業績推移、最新決算期の売上・利益の成長、財務状況を見ていきましょう。
①業績推移
すかいらーくの業績推移は次の通りです。
売上高 | 営業利益 | 純利益 | 1株利益 | 1株配当 | |
---|---|---|---|---|---|
16年12月 | 354,513 | 31,249 | 18,213 | 93.6 | 38 |
17年12月 | 359,445 | 28,103 | 15,549 | 79.4 | 38 |
18年12月 | 366,360 | 22,857 | 11,438 | 58.0 | 38 |
19年12月 | 375,394 | 20,562 | 9,487 | 48.1 | 19 |
20年12月 | ー | ー | ー | ー | ー |
売上高は緩やかに増加している一方で、利益がは逆に減少方向であることがわかります。
利益の減少率は平均約▲10%であり、正直厳しい状況かなと思います。
20年12月期ついては、新型コロナの影響が不透明であり、見通しは未定としています。
- 売上は微増傾向で悪くない
- 利益は平均▲10%の減益方向であり悪評価
- 20年12月期の見通しは未定
②直近決算分析(20年12月 第1四半期)
すかいらーくの20年12月 第1四半期(20年1-3月)の決算は次の通り非常に厳しい内容でした。
- 売上高:867億円(前期比▲7.6%)
- 営業利益:0.4億円(前期比▲99.3%)
四半期決算の推移を見ても、非常に厳しかったことがわかります。
<すかいらーくの四半期決算推移>
売上高 | 営業利益 | 純利益 | 1株利益 | 利益率 | |
---|---|---|---|---|---|
19.01-03月 | 93,882 | 5,495 | 2,708 | 13.7 | 5.9% |
19.04-06月 | 93,603 | 5,602 | 2,650 | 13.4 | 6.0% |
19.07-09月 | 97,804 | 8,898 | 5,154 | 26.1 | 9.1% |
19.10-12月 | 90,105 | 567 | -1,025 | -5.2 | 0.6% |
20.01-03月 | 86,739 | 40 | 248 | 1.3 | 0.0% |
厳しい決算の理由としては、新型コロナによる客数の激減です。
また、利益を圧迫した理由としては、すでに仕入を行っていた在庫のロスの影響が大きいですね。
新型コロナによる客足の減少はしばらく継続しそうなので、正直今後も厳しいのかなと思います。
すかいらーくもすでに力を入れていますが、外食産業一般に言えるのは、今後の復調のためにはデリバリーを強化することが必須です。
店内飲食の売上をどこまでカバーできるかもあると思いますが、ウィズコロナの世界では確実にデリバリー需要は増えるので、すかいらーくとしては必ず押さえたい部分ですね。
また、店内飲食に関しては、客が安心して飲食を楽しめるような体制作りが客足の戻り具合を決めます。
厳しい経営環境ではありますが、現状をしっかり見つめ、集客率アップにつながる取り組みを期待したいですね。
- 20年12月 第1四半期(20年 1-3月)は、前年同期比で売上▲7.6%、営業利益▲99.3%
- 新型コロナによる客足激減、在庫ロスの発生が要因
③競合他社との比較
同じ外食企業と比較してすかいらーくの業績はどうなのでしょうか。
ファミレスの会社は上場していないので、丸亀製麺を運営するトリドールと比較してみましょう。
<競合他社との比較>
(単位:100万円) | すかいらーく (2019年12月) |
トリドール (2020年3月) |
売上高 | 375,394 | 156,478 |
営業利益 | 20,562 | 4,367 |
営業利益率 | 5.5% | 2.7% |
経常利益 | 16,729 | 2,837 |
純利益 | 9,487 | 1,956 |
1株純利益 | 48.1円 | 21.2円 |
決算期がずれているので、新型コロナによる影響の決算への影響も異なり、単純比較が難しいですが、すかいらーくの方が売上・利益ともに大きいことがわかりますね。
また、営業利益率もすかいらーくの方が上回っており、競合比較ではすかいらーくの業績は悪くないですね。
④財務内容(20年12月 第1四半期)
すかいらーくの財務内容ですが、やや難ありというのが本音です。
1株純資産 | 自己資本比率 | 総資産 | 自己資本 | 剰余金 | 有利子負債倍率 | |
---|---|---|---|---|---|---|
2019.12 | – | 28.7 | 456,448 | 131,061 | 71,501 | 1.06 |
自己資本比率が28.7%とやや物足りなく、有利子負債が1.06倍と重たく感じます。
通常時であれば特段問題ないのでしょうが、コロナにより収益が落ちた今、自己資本と現金比率などは注目する必要があります。
また、有利子負債が多ければ、金利負担が重たくなるので、キャッシュフローを圧迫する要因にもなります。
当面は財務内容も決算発表と同時にしっかり確認する必要がありますね。
すかいらーく(3197)の配当金、株主優待
すかいらーくの配当金、株主優待は以下の通りです。
すかいらーくの配当金、株主優待
- 配当金:未定(20年12月期)
- 株主優待:半期に一度、保有株式数に応じてお食事券を配布
それぞれについて詳しく見てみましょう!
①配当金
すかいらーくの20年12月期の配当金は未定です。
新型コロナウイルスの影響により業績見通しが未定となっているため、配当金も同様に未定となっています。
なお、これまでは下記の通り配当金は推移しています。
19年12月には、新型コロナの影響を早々に受けて、維持されてきた配当金は38円→19円へ減配となりました。
20年12月の配当金は未定ですが、仮に19円の配当金が維持されると考えた場合、20年6月11日の株価1,771円から計算すると配当利回りは1.1%です。
配当利回りは低いですし、業績も不透明な状況ですので、配当金目的での投資はおすすめできないですね。
②株主優待
すかいらーくでは、保有株数に応じて年2回、すかいらーくの店舗で使用可能な株主優待カードが進呈されます。
保有株数 | 6月末 | 12月 |
100~299株 | 3,000円×1枚 | 3,000円×1枚 |
300~499株 | 3,000円×3枚 | 3,000円×2枚 5,000円×1枚 |
500~999株 | 5,000円×3枚 | 3,000円×1枚 5,000円×3枚 |
1,000株以上 | 3,000円×1枚 5,000円×6枚 |
3,000円×2枚 5,000円×6枚 |
19年株主優待で貰える優待カードの金額はけっこう高くて、優待利回りは3.4%近いので、すかいらーくによく行く人にはおすすめできますね。
配当金が減配されたのは残念ですが、株主優待狙いで株価が割安な時にすかいらーく株を購入するのはありだと思います。
- 20年12月期の配当は未定
- 配当が19円で維持としても、配当利回りは1.1%と低い
- 株主優待ではお食事券が貰え、優待利回りは3.4%と高い
すかいらーく(3197)の株価予想
すかいらーくの株価の今後の予想ですが、1,400~1,800円のボックスで推移と考えます。
すかいらーくの日足はコロナショックから反発を見せていますが、直近では1,800円のレジスタンスラインを抜けられない状態です。
ファンダメンタル面からも、四半期決算は非常に悪く、ここからレジスタンスラインを突破するのは難しいと思います。
また、配当金も未定ですし、頼れるのは優待利回りだけですが、これ以上株価が上昇すると優待利回りも悪くなるため、1,800円の突破は難しいと思います。
月足を見ても、1,800円が大きなレジスタンスラインとなることがよくわかります。
一方で下値としては、1,400円が長らくボックスの下限になっていました。
そのため1,400円がサポートラインとして機能し、1,400~1,800円のボックス圏で当面推移するものと思われます。
通期決算も今後どうなるか不透明であり、中長期的な買いもまだまだ入りにくいでしょうし、優待利回りがサポートライン上で入り、一方で値上がりすれば1,800円手前で売られるという展開になりそうです。
- 短期的な見通し:1,400円~1,800円のボックス(直近四半期業績が悪く、買いは入りにくい)
- 中長期的な見通し:短期的な見通しと同様に1,400円~1,800円のボックス(通期決算も悪い、下値は優待利回りがサポート)
すかいらーく(3197)の株価予想のまとめ
本記事では「すかいらーく(3197)の株価予想」について書きました。
今回の記事のすかいらーくの株価予想のまとめは次の通りです。
- 20年12月 第1四半期(20年1-3月)はコロナの影響により、かなり悪い内容
- 通期決算の傾向も減収・減益傾向
- 株価は短期的、中長期的ともに上がりにくく、1,400~1,800円のボックス相場で推移予想
- 配当金が維持されても利回りは1.1%と低い
- ただし、優待利回りは3.4%と魅力的
ライトニング( @lightningshift9)でした。
今回紹介したファンダメンタル、テクニカル分析は、以下の記事で紹介しているおすすめ本を読むことにより身に付きました!
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