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記事の中では、テスラの株価推移と見通し、業績分析、配当金について書いています。
「テスラの株価は今後どうなるの?」、「業績はいいの?配当利回りはどう?」というあなたの声に答えられる記事なのでぜひ参考にしてください!
こんにちは、投資運用歴15年のライトニング( @lightningshift9)です。
電気自動車で注目を集める「Tesla(テスラ)」。
車の未来を変えようとしているテスラですが、投資家として気になるのは株価推移ですよね。
本記事では、テスラの株価の見通しについて紹介します。
業績分析、配当金にも触れながら、チャートを徹底分析していきますので、ぜひ参考にしてください!
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Contents
テスラ(TSLA)について
まずはテスラの会社概要から見てみましょう。
会社名 | テスラ |
---|---|
ティッカー | TSLA |
セクター | 一般消費財・サービス(Consumer Discretionary) |
事業内容 | 電気自動車の設計・開発・製造・販売 |
テスラは完全電気自動車の開発・販売を行う米国企業です。
CEOであるイーロン・マスク氏が大々的なプロモーションを行っており、日本でもテスラの名を聞いたことがる人は多いと思います。
テスラの目指すところは電気自動車の普及だけにとどまらず、太陽エネルギー発電、貯蔵、そして電気自動車への有効活用までを考えています。
つまり、自然エネルギーによる持続可能な循環型社会の確立を実現しようとしてるわけです。
世界一のトヨタも電気自動車には着手していますが、将来的にはテスラが脅威になってくる可能性もありますね。
一方で、テスラと太陽電池の共同生産をしていたパナソニックは、関係悪化により提携を解消するなど、テスラは良くも悪くも日本企業に対する影響が大きい会社です。
テスラ(TSLA)の株価推移とチャート
テスラの株価をチャートを見ながら解説していきます。
<テスラの日足>
テスラの日足は、19年12月~20年2月までは右肩上がりに株価は上昇し、短期間で350→950ドルの2倍以上の上昇となりました。
しかし、20年3月にはコロナショックに巻き込まれ、一転して株価は350ドルに逆戻りしてしまいました。
株価の急激な巻き戻しは多くの投資家を不安にさせましたが、350ドルがサポートラインとして働き、市場のリバウンドに乗り、直近では下落前の株価を更新しています。
<テスラの月足>
月足を見てみると、14~19年までは130~390ドルのボックス圏であったことがわかります。
20年にボックス上限の390ドルをブレイクすると、株価は一気に上昇を始め、直近株価は1,000ドルに近づいていることがわかりますね。
ちなみに上場時の株価30ドルから考えると、約30倍まで株価は成長しています。
- 日足:コロナショックで下落はしたが、株価は回復し、上場来高値更新
- 月足:5年にわたる130~390ドルのボックスレンジをブレイクし、直近株価は1,000ドル手前まで上昇
テスラ(TSLA)の業績分析
テスラの業績について、業績推移、キャッシュフローを見ていきましょう。
①業績推移
テスラの業績推移は次の通りです。
売上高 | 営業利益 | 純利益 | EPS | 1株配当 | |
---|---|---|---|---|---|
16年12月 | 7,000 | -667 | -674 | -4.68 | – |
17年12月 | 11,758 | -1,632 | -1,961 | -7.47 | – |
18年12月 | 21,461 | -388 | -976 | -5.72 | – |
19年12月 | 24,578 | -69 | -862 | -4.87 | – |
20年12月 | 26,540 | 1,207 | -43 | -0.27 | 0.00 |
売上高は右肩上がりに成長していますが、利益は19年12月までは赤字の状態です。
まさに典型的な成長過程のグロース株と言うことができます。
利益の赤字は年々縮小され、20年12月は黒字見通しになっているため、売上高だけでなく、利益成長も今後は楽しみになりそうですね。
- 売上高は年平均+55%成長
- 利益は赤字縮小し、20年12月には黒字転換見通し
②キャッシュフロー推移
テスラのキャッシュフロー推移は次の通りです。
営業CF | 投資CF | 財務CF | |
16年12月 | -123 | -1,081 | 3,743 |
17年12月 | -60 | -4,195 | 4,414 |
18年12月 | 2,097 | -2,337 | 573 |
19年12月 | 2,405 | -1,436 | 1,529 |
キャッシュフローの流れについては、営業キャッシュフローが18年12月からプラスとなり、ようやく良いお金の流れができ始めましたね。
財務キャッシュフローは借入が増えているため、まだまだプラスですが、今後の成長により黒字転換していけば状況は変わると思います。
いずれにしても、やはりテスラの今後の成長、それに伴う利益成長が非常に大事です。
四半期決算をしっかり確認しながら、キャッシュフローのさらなる改善、フリーキャッシュフローの積み上げを見ていきましょう。
③今後の成長
テスラの成長戦略としては、様々なものがありますが、今後の鍵となるものは次の通りです。
- EV車としての地位確立
- 自動運転技術の向上
1つ目の「EV車としての地位確立」については、確かに米国では販売台数を伸ばしシェアを拡大しています。
米国市場は自動車市場としては世界第2位の市場であり、またテスラのお膝元であることから、まずは米国でのシェアを伸ばすことが先決です。
そして、今後のテスラの成長のためには世界へのプロモーションが欠かせません。
テスラとしては、世界第1位の市場である中国、第3位の日本は狙いたいでしょうが、まずはEV車が推進されており、意識が高いEU市場での販売を推進するものと思われます。
2つ目の自動運転については、テスラが力を入れる部分でもあり、今後のさらなる精度向上が期待されます。
【PSA】テスラオートパイロットはまもなく全世界で速度制限認識機能をリリースする可能性があります。
ラウンドアバウト交差点のサポートと3Dレンダリングされた標識画像は、テスラの次のOTAソフトウェアアップデートでリリースされる可能性があります。 #自動運転 https://t.co/3IjsAYkc6v— Gusfring (@Gusfrin92486024) June 12, 2020
テスラはEV車という次世代車を取り扱っていることから、搭載技術についても次世代を担うものを搭載しています。
その1つが自動運転技術であり、全世界が注目を集めています。
自動運転技術は事故もあり、まだまだ成長過程ですが、確立されてこればドライバーの負担軽減により、物流機能の改善にも繋がります。
また、テスラではこの自動運転技術を用いて、「ロボタクシー」の導入も検討しており、もし現実となれば、社会が大きく変わることが期待されます。
テスラの継続的な成長の鍵
- EV車としての地位確立→世界的に販売台数増
- 自動運転技術の向上→テスラ社の販売増へのアクセル、ロボタクシー普及によりポジション取り
テスラ(TSLA)の配当金・利回り
テスラは配当金を出さずに、全ての利益をさらなる成長に再投資する「グロース株」です。
そのため、配当金目的で高配当投資の対象にはなりません。
高配当投資を目的とされている場合は、僕が米国高配当投資で購入している銘柄も参考ください。
配当金がなく、株価を支えているの成長だけであるため、今後の成長が不可欠ですし、投資家としても四半期ごとにしっかり確認していく必要がありますね。
<テスラの指標(2020年5月22日>
株価 | $835.00 |
---|---|
PER | -倍 |
PBR | 14.33倍 |
PSR | 6.19倍 |
1株配当 | $- |
配当金利回り | -% |
PERについては赤字のために値がついておらず、典型的な成長過程のグロース株ですね。
- テスラの配当金はなし
- 利益は全て成長のために再投資
テスラ(TSLA)の株価予想
テスラの株価の今後の予想ですが、1,000ドルを突破し上場来高値を更新していくと考えます。
テスラの日足では、コロナショックでの急落があったものの、急落前の株価を取り戻し、すでに新高値を更新している状況です。
1,000ドルは心理的な節目であることから、定着にはやや時間がかかるかもしれませんが、日足の力強さもあり、1,000ドルを突破し新高値更新を続けていくものと思います。
ファンダメンタル面からも、EV車の販売台数は伸びており、間もなく黒字転換ということからも買いは入りやすい状況です。
一方、月足では130~390ドルのボックスをブレイクし、上昇気流の初動の段階です。
移動平均線にもしっかりとサポートしており、月足の力強さが見えます。
日足に加え、月足ともに力強さがあることから、1,000ドル突破、さらには上場来高値の継続更新の期待値はより高いと思います。
とは言え、テスラは業績成長期待により買いが入っているので、成長鈍化の際には売られる可能性もあるので、しっかり四半期決算を確認していきたいですね。
- 短期的な見通し:1,000ドル突破し、上場来高値の更新を続ける
- 中長期的な見通し:業績成長が続けば、1,000→2,000ドルの2倍も夢ではなさそう
テスラ(TSLA)の株価予想のまとめ
本記事では「テスラ(TSLA)の株価予想」について書きました。
今回の記事のテスラの株価予想のまとめは次の通りです。
- 決算は売上高は平均+55%、利益は赤字縮小→黒字転換見込み
- 今後のさらなる成長の鍵は「EV車としての地位確立」、「自動運転技術の向上」
- 株価は1,000ドル突破し、上場来高値の更新を続けそう
ライトニング( @lightningshift9)でした。
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