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記事の中では、ワークマンの株価推移と見通し、業績分析、配当金、株主優待について書いています。
「ワークマンの株価は今後どうなるの?」、「業績はいいの?配当金・優待もある?」というあなたの声に答えられる記事なのでぜひ参考にしてください!
こんにちは、投資運用歴15年のライトニング( @lightningshift9)です。
作業服の販売店舗を全国に展開する「ワークマン」。
近年はワークマンプラスという高機能かつおしゃれながらお求めやすい価格のアイテムを展開しており大人気のワークマンですが、投資家として気になるのは株価推移ですね。
本記事では、ワークマンの株価見通しについて紹介します。
業績分析、配当金、株主優待にも触れながら、チャートを徹底分析していきますので、ぜひ参考にしてください!
また、株式投資歴15年の僕が利益を上げ続けるために役立ったこと、投資初心者にもおすすめの情報を以下のページでもまとめていますので、ぜひ一読して頂ければ幸いです。
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Contents
ワークマン(7564)について
まずはワークマンの会社概要から見てみましょう。
会社名 | 株式会社ワークマン |
---|---|
事業内容 | フランチャイズシステムで作業服及び作業関連用品を販売する専門店をチェーン展開 |
本社 | 東京本部 東京都台東区東上野4-8-1 TIXTOWER UENO 関東信越本部 群馬県伊勢崎市柴町1732 |
設立 | 1979年11月30日 |
資本金 | 1,622,718,300円(2020年3月末現在) |
代表 | 取締役社長 小濱 英之 |
ワークマンは現場仕事向けの作業服、作業関連用品の販売店舗を全国で展開する企業です。
現場作業に適した快適で丈夫な服が持ち味であり、現場に向かう途中の道に店舗があり、朝早くから開店していることも特徴の1つです。
そんなワークマンの評価が大きく変わったのが、現場作業とはかけ離れた、おしゃれなカジュアルウェアラインである「ワークマンプラス」の新展開です。
これまでの作業服で培った機能性、丈夫さを取り入れながら、若者にも受けるおしゃれなアイテムを展開し、今やワークマンプラスは大人気となっています。
ワークマン(7564)の株価推移とチャート
ワークマンの株価をチャートを見ながら解説していきます。
<ワークマンの日足>
19年5月~20年7月の日足では、コロナショック前は右肩上がりに株価は上昇し、株価はなんと5,000円から10,000円まで上昇し、短期間で株価2倍を達成しています。
しかし、ひとたびコロナショックが起こると、市場の下落に巻き込まれ、ワークマンの株価も急落し、約5,500円と株価はほぼ半値となりました。
その後コロナショックが落ち着くと、ワークマンの株価も反発し、直近はほぼコロナショック前まで株価は戻しています。
<ワークマンの月足>
月足を見てみると、ワークマンの株価がここ数年で大きく飛躍したことがよくわかります。
300円くらいでウロウロしていた株価でしたが、14年あたりから上値をブレイクすると、アップテンポを増して株価は上昇し、なんと10,000円まで株価は上昇しています。
株価300円から考えると、まさに数年で33倍まで株価は上昇しました!
この株価上昇はひとえにワークマンプラスによる、業績・業態のビッグチェンジによるものと言えるでしょう。
- 日足:株価はコロナショックにより急落、その後は市場の落ち着きとともに反発
- 月足:300円でウロウロしていた株価は、14年あたりから上昇に転じ、約33倍の10,000円まで上昇
ワークマン(7564)の業績分析
ワークマンの業績について、業績推移、最新決算期の売上・利益の成長、財務状況を見ていきましょう。
①業績推移
ワークマンの業績推移は次の通りです。
売上高 | 営業利益 | 純利益 | 1株利益 | 1株配当 | |
---|---|---|---|---|---|
17年3月 | 52,077 | 9,553 | 7,142 | 87.5 | 53 |
18年3月 | 56,083 | 10,603 | 7,844 | 96.1 | 58 |
19年3月 | 66,969 | 13,526 | 9,809 | 120.2 | 73 |
20年3月 | 92,307 | 19,170 | 13,369 | 163.8 | 50 |
21年3月 | – | – | – | – | – |
売上高、営業利益ともに右肩上がりに成長しており、まさに理想の形となっています!
21年3月期については新型コロナの影響もあり、業績見通しは未定とはなっていますが、今後もワークマンの成長は継続するのか期待されるところです。
- 売上高は順調に成長(平均約+22%成長)
- 営業利益も順調に成長(平均約+27%成長)
- 21年3月期は新型コロナの影響あり見通しは未定
②直近決算分析(2020年3月通期)
ワークマンの20年3月通期の決算は次の通り好調な内容でした。
- 売上高:92,307百万円(前期比+37.8%)
- 営業利益:19,170百万円(前期比+41.7%)
四半期決算の推移を見ても、前年同時期に比べて業績が伸びていることがわかります。
<ワークマンの四半期決算推移>
売上高 | 営業利益 | 純利益 | 1株利益 | 利益率 | |
---|---|---|---|---|---|
19.1-3月 | 16,345 | 2,568 | 2,446 | 30.0 | 15.7% |
19.4-6月 | 20,588 | 4,722 | 3,191 | 39.1 | 22.9% |
19.7-9月 | 21,298 | 3,920 | 2,611 | 32.0 | 18.4% |
19.10-12月 | 29,673 | 7,648 | 5,049 | 61.9 | 25.8% |
20.1-3月 | 20,748 | 2,880 | 2,518 | 30.9 | 13.9% |
ワークマンの業績がここまで好調なのは、冒頭でも書いたように「ワークマンプラス」の人気の高まりが理由です。
ワークマンプラスの商品は、「FieldCore」、「Find-Out」、「AEGIS」からなっていますが、全てのラインにおいて前年比で販売金額が2倍以上になっています。
この継続的な成長が業績の向上に寄与し、さらに株価の上昇を支えてきたことは間違いありません。
ワークマンの2021年の計画としては、ワークマンプラスの伸展を軸としています。
新規出店、及び既存店の改装により、さらにイメージを改良していき、顧客層を広げることが計画されています。
2025年には1,000店舗体制(現在907店舗)を目指し、出店計画が計画されています。
ワークマン店舗はまだまだややアクセスが悪いので、今後身近な立地にできればさらに販売は伸びると思います。
また、ワークマンプラスの販売を促進する手段として取っている「SNS、Youtube」戦略は、今後さらに機能してくると思います。
ワークマンプラスは販売は伸びていますが、まだまだ作業着のイメージが強く、チープなイメージを持つ人も少なくありません。
これを変えるためには、憧れとなる人物を起用して、おしゃれなイメージへのさらなる転身が必要です。
SNSの力はどんどん強くなっているため、今後の販売促進の効果は期待したいですね。
最後に、決算資料には書かれていませんでした、ワークマンプラスは子供服の展開を始めることも発表しています。
機能性が高く、安価な子供服はまだ未開拓であり、これまでの大人用同様に上手く軌道に乗れば、ワークマンの株価はさらに飛躍することが期待されますよ!
- 20年3月通期は増収増益
- ワークマンプラスの販売金額が2倍以上に成長
- 今後は新規出店、SNS等による販売促進によりワークマンプラスがさらに成長することを期待
- 新規展開である子供服にも期待が寄せられる
③財務内容(20年3月通期)
ワークマンの財務内容ですが、基本的には全く問題ありません。
1株純資産 | 自己資本比率 | 総資産 | 自己資本 | 剰余金 | 有利子負債倍率 | |
---|---|---|---|---|---|---|
2020.03 | 949.67 | 79.5 | 97,522 | 77,503 | 74,368 | 0.03 |
自己資本比率は79.5%と非常に高く、有利子負債も0.03倍とほぼありません。
基本的には問題なく、特段気にする必要性はないと思います。
ワークマン(7564)の配当金、株主優待
ワークマンの配当金、株主優待は以下の通りです。
ワークマンの配当金、株主優待
- 配当金:50円(2020年3月期)
- 株主優待:なし
それぞれについて詳しく見てみましょう!
①配当金
ワークマンでは20年3月期には1株当たり50円の配当金が支払われる予定です。
株式分割を行っているため、前期から減配になっているように見えますが、実際には増配の推移となっています。
21年3月期の配当金は未定となっていますが、仮に前年の配当金50円が維持された場合、配当金利回りは0.5%となります。
配当金利回りは低いため、あくまでワークマンの株を買うなら、今後のさらなる成長を期待した値上がり益を狙うことをおすすめします。
②株主優待
株主優待はありません。
- 配当利回りは0.5%と物足りない
- 株主優待はなし
ワークマン(7564)の株価見通し
ワークマンの株価の今後の予想ですが、10,000円を超え新高値をブレイクと考えます。
ワークマンの株価はコロナショックで下落後、市場の落ち着きとともに、ほぼ下落前の株価まで戻しています。
株価は移動平均線にしっかりサポートされ上昇していますし、ファンダメンタル面も決算が良好で買いは入りやすい状態です。
8月決算も期待されているでしょうし、このまま8月決算に向けて新高値をブレイクしていくと予想されます。
月足を見てみると、コロナショックで中期移動平均までの押し目はしっかり作っていますし、新高値を更新する下地はできています。
決算説明資料を読む限り、今後の業績もまだまだ期待できます。
新高値を更新した後は、今後の業績進捗次第ではさらに株価が飛躍する可能性があり、ワークマンのポテンシャルは高いということができますね。
- 短期的見通し:8月決算に向けて新高値をブレイク
- 中期的見通し:新高値をブレイクすれば、今後の業績次第でさらに株価は飛躍
ワークマン(7564)の株価見通しのまとめ
本記事では「ワークマン(7564)の株価見通し」について書きました。
今回の記事のワークマンの株価見通しのまとめは次の通りです。
- 20年3月通期は増収増益(売上高+37.8%、営業利益+41.7%)
- 配当金利回りは0.5%と物足りない
- 株価は新高値をブレイクし、さらなる飛躍の可能性あり
ライトニング( @lightningshift9)でした。
今回紹介したファンダメンタル、テクニカル分析は、以下の記事で紹介しているおすすめ本を読むことにより身に付きました!
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