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記事の中では、JAL(日本航空)の株価推移と見通し、業績分析、配当金、株主優待について書いています。
「JALの株価は今後どうなりそう?」、「業績はいいの?配当金・優待もある?」というあなたの声に答えられる記事なのでぜひ参考にしてください!
こんにちは、投資運用歴15年のライトニング( @lightningshift9)です。
快適な空の旅を支える「JAL(日本航空)」。
ANAと同じく日本を代表する2大航空会社の1つであり、仕事、旅行でお世話になっている人も多いと思います。
本記事では、JALの株価推移について紹介します。
業績分析、配当金、株主優待にも触れながら、チャートを徹底分析していきますので、ぜひ参考にしてください!
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Contents
JAL(9201)について
JALは、ANAと並び日本を代表する航空会社です。
会社概要は次の通りです。
会社名 | 日本航空株式会社 |
---|---|
事業内容 |
|
本社 | 東京都品川区東品川二丁目4番11号 野村不動産天王洲ビル |
設立 | 1951年8月1日 |
資本金 | 355,845百万円 |
代表 | 赤坂 祐二 |
日本の航空会社と言えば、ビジネスマンの中でも「JAL派」と「ANA派」が存在する二大巨頭ですよね。
ただ、JALは2010年に一度経営破綻し、その後民事再生によりV字回復を達成し、今の立ち位置まで戻るという波乱万丈な経営ストーリーがありました。
そのため、次で見る株価チャートでも月足は再上場した2013年からの推移となっています。
JAL(9201)の株価推移とチャート
JALの株価をチャートを見ながら解説していきます。
<JALの日足>
2019年2月~2020年4月までの日足ですが、株価としては右肩下がりに下落し続けています。
2020年1月までは3,000円のサポートラインで耐えていたのですが、このサポートラインを割ってからは、2020年4月30日の1,940円まで急落しました。
<JALの月足>
月足で見ると、2013年の再上場時の1,905円から2016年までは株価は右肩上がりに上がっていき、再上場来高値4,940円へ到達しています。
その後2017年から2019年までは株価は3,000円~4,500円のボックス圏で推移しました。
2020年には先ほど日足で説明したように急落し、3,000円~4,500円のボックス圏を下抜けしました。
直近、2020年4月30日の株価は上場時の株価1,905円がサポートラインとなり保たれているという状況ですが、業績の影響もあり今後の株価も不透明感があります。
JAL(9201)の業績分析
JALの業績について、損益、財務面から分析していきます。
①営業収益、利益の成長(損益計算書)
JALの2020年3月期の決算では、営業収益は前期比▲5.1%の14,112億円、営業利益は前期比▲42.9%の1,006億円と厳しい決算でした。
営業利益率は7.1%であり、前年度の11.8%から悪化しています。
悪化要因はよくお分かりのように新型コロナウイルスによる旅客者の減少です。
新型コロナウイルスの影響が叫ばれ始めた2020年2月~3月から旅客者が激減していき、2020年1~3月の第4四半期が悲惨な状況です。
その結果、第四半期の営業利益は見通し対比▲393億円の▲195億円の大赤字となりました。
ちなみに同業であるANAと比較して見てもわかるように、両社ともに厳しい決算を発表しています。
(単位:億円) | JAL |
ANA |
売上高(通期) | 14,112 | 19,742 |
営業利益(通期) | 1,006 | 608 |
営業利益率(通期) | 7.1% | 3.1% |
4Q営業利益 | ▲195 | ▲588 |
第一四半期の4~6月は前年度1~3月の第四半期よりも旅客者数がさらに減少しています。
は新型コロナウイルスの影響を見極めることが難しく、2021年3月期の業績予想を未定としていますが、この状況を考えると非常に厳しい決算となることが予想されます。
通気で赤字になる可能性が高いと思いますが、今後は今実行されているようコスト削減などの「守りの戦略」によりいかに赤字が圧縮できるかがポイントとなります。
②財務内容
JALの財務内容ですが、今すぐどうにかなるとうレベルではなく、ANAに比べれば内容はよいと思います。
(単位:億円) | JAL |
ANA |
現金及び預金 | 3,219 | 2,386(有価証券含む) |
有利子負債 | 1,917 | 8,428 |
自己資本 | 10,948 | 10,610 |
自己資本比率 | 58.9% | 41.4% |
自己資本比率が58.9%と高く、有利子負債1,917億円に対して現預金が3,291億円あるので、手元流動性資金にも問題はありません。
ただし、今後赤字が継続すれば現預金が減り、有利子負債が増え、手元流動性が厳しくなり、利子負担も大きくなります。
とにかく今は「コスト削減」、「投資抑制」で現状をしのいでいく必要がありますね。
今後の業績はもちろんですが、次の2021年3月期は財務面についても、四半期ごとにしっかり見ていく必要があります。
JAL(9201)の配当金、株主優待
JALの配当金、株主優待は以下の通りです。
JALの配当金、株主優待
- 配当金:未定(2021年3月期)
- 株主優待:国内線の搭乗優待、ANAグループ提携ホテル優待
それぞれについて詳しく見てみましょう!
①配当金
JALでは2021年3月期の配当金は未定です。
ちなみに、2020年3月期は新型コロナウイルスの影響で第四半期が厳しくなり、期末配当は無配の0円となりました。
②株主優待
JALでは、次の通り保有株数に応じて優待割引券が発行されます。
保有株数 | 3/31日基準発行 有効期間6/15~11/30 |
9/30日基準発行 有効期間12/1~翌年5/31 |
1,000~1,999株 | 2枚 | 0枚 |
2,000~9,999株 | 2枚+2千株超過分1,000株毎に1枚 | 2枚+2千株超過分1,000株毎に1枚 |
10,000株~ | 10枚+1万株超過分2,000株毎に1枚 | 10枚+1万株超過分2,000株毎に1枚 |
JAL(9201)の株価予想
JALの株価の今後の予想ですが、月足のサポートラインである1,700円付近での攻防になると考えます。
月足レベルで見ると、広く見ると1,700円~4,500円のボックス圏となっており、直近は1,700円のボックス下限へ向かう途中です。
さらには2020年4月30日に発表された決算も今後の厳しさを物語っていますし、配当金も2020年3月期の期末配当は無配転落、次の2021年3月期も未定となっています。
この決算発表もあり、翌営業日の5月1日には株価は3.3%も下落しました。
日足も非常に厳しい推移となっていることから、当面は買いは様子見し、月足の1,700円~4,500円のボックス圏の下限である1,700円まで引き付けるのが無難です。
1,700円で踏みとどまれば買いをいれてもいいかもしれませんが、配当金もなく利回り期待の投資もできないので、他の銘柄を購入した方がいいと思います。
JAL(9201)の株価推移のまとめ
本記事では「JAL(9201)の株価推移」について書きました。
JALの決算は、新型コロナウイルスの影響があり、非常に厳しい決算であり、配当金も今期は未定となっています。
今後も業績は厳しいことが懸念され、株価としては月足1,700円~4,500円のボックス圏の下限の1,700円での攻防となる可能性が高いと予想します。
配当金もありませんし、今は他の銘柄を買った方がいいと思います。
ライトニング( @lightningshift9)でした。
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