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記事の中では、AGCの株価推移と見通し、業績分析、配当金、株主優待について書いています。
「ACGの株価が下落してるけど今後はどうなるの?」、「業績はいいの?配当金・優待もある?」というあなたの声に答えられる記事なのでぜひ参考にしてください!
こんにちは、投資運用歴15年のライトニング( @lightningshift9)です。
旭硝子か会社名を変更した化学メーカー「AGC」。
最近は高橋一生を起用した特徴あるCMで社名を覚えるようになった人も多いと思いますが、投資家目線で気になるのは今後の株価です。
本記事では、AGCの今後の株価予想について紹介します。
記事の中では、業績分析、配当金、株主優待についても触れながら、今後の株価予想を実際のチャートを見ながら徹底解説しています!
また、株式投資歴15年の僕が利益を上げ続けるために役立ったこと、投資初心者にもおすすめの情報を以下のページでもまとめていますので、ぜひ一読して頂ければ幸いです。
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Contents
AGC(5201)について
AGCはガラス、エレクトロニクス、化学品などを製造する化学メーカーです。
AGCの会社概要は次の通りです。
会社名 | AGC株式会社 |
---|---|
設立 | 1950(昭和25)年6月1日 |
本社 | 東京都千代田区丸の内一丁目5番1号 |
代表者 | 島村 琢哉 |
資本金 | 90,873百万円 発行済株式総数227,441,381株(2019年12月31日現在) |
AGCの設立は1950年と老舗企業であり、旭硝子の名で親しまれてきた会社です。
2017年に製品の幅がガラスにとどまらず、ケミカル製品全般に広がったこと、グローバル企業である背景もあり、AGCへと社名変更をしました。
AGC(5201)の株価推移とチャート
AGCの株価をチャートを見ながら解説していきます。
<AGCの日足>
2019年2月~2020年4月までの日足ですが、3,000円~4,000円のボックス相場であったことがわかります。
ただ、2020年2月~3月のコロナショックがあり、ボックス圏を下抜けし、直近の2020年4月23日では株価は2,509円と低迷しています。
<AGCの月足>
月足で見ると、上下を繰り返すチャートになっていることがわかりますが、2010年~2020年の直近10年間は、2,000円~5,000円のボックス圏で推移しています。
高値に関しては2006年の8,920円、安値に関しては2009年の2,145円となっており、まずは直近の安値がどこで止まるのかが気になるところですね。
AGC(5201)の業績分析
AGCの業績について、損益、財務面から分析していきます。
①売上高、利益の成長(損益計算書)
AGCの2019年12月期の決算では、売上高は前期比▲0.3%の15,180億円、営業利益は前期比▲15.7%の1,016億円の厳しい決算となっています。
最終利益は前期比▲50.4%ですが、こちらは北米のガラス事業の減損のため一時的な要因であると考えられます。
売上、利益の悪化要因としては、「ユーロ安」、「販売価格下落」、「製造原価悪化」がキーワードとして挙がっています。
まずは、グローバルな地域別業績から上記の減収、減益の理由を分析してみましょう。
地域別の売上を見ると、確かにヨーロッパ向けの売上が落ち込み、減収となっており、これが「ユーロ安」による影響だったことがわかります。
また、日本・アジア向けに関しては、売上は伸びているのに対して、営業利益は減益となっており、「販売価格下落」、「製造原価悪化」の影響が見て取れます。
セグメント別に売上、利益を見てみると、ガラス、化学品事業において減収、減益となっており、こちらが「販売価格下落」と「製造原価悪化」の影響を受けていることがわかります。
一方で、電子・セラミックスは増収、増益となっているため、総合ケミカルメーカーとして補完ができているのは高評価と言えます。
ちなみに、営業利益率という観点では、全体で6.7%であり、同業ケミカルメーカーが10%前後あることを考えるとやや低いと考えられます。
これはガラス事業の利益率が低いのが影響しています。
AGCの売上高はそもそも15,180億円(=1兆5千億円)という巨額であり、営業利益も1,016億円という高収益の会社です。
過去からの業績推移を見ても、緩やかに伸びており、急激なへこみもありません。
今後については、2019年12月期にあった「販売価格下落」、「製造原価悪化」は、2020年12月期には改善すると見通しを出しています。
ただし、新型コロナウイルスの影響もあり、主力販売先である自動車産業も厳しい状況にあるため、見通し通りに行くのかはやや疑問であり、今後の四半期決算を注視する必要があります。
また、中長期的にはグローバル展開をさらに進められるかということと、今後も伸びが期待できる「電子」、「ライフサイエンス」などの事業をどこまで伸ばせるかが重要かと思います。
ガラス事業については、出来上がった業界なので、シェアをさらに伸ばしながら、営業利益率を少しでも改善できれば利益が伸びで行くと予測されます。
②財務内容
AGCの財務内容ですが、結論から言うと財務内容は抜群であり、何の懸念もありません。
自己資本比率は50%と高く、非常に良好な数字です。
若干、有利子負債は大きいですが、自己資本が1兆2千億円もあるので全く問題ないと思います。
今後はこの手厚い自己資本を背景にしながら、設備投資などを行い、競争力をさらに高めていくことが重要ですね。
AGC(5201)の配当金、株主優待
AGCの配当金、株主優待は以下の内容となっています。
AGCの配当金、株主優待
- 配当金:1株当たり130円(2020年12月期)
- 株主優待:なし
それぞれについて詳しく見てみましょう!
①配当金
AGCでは2020年12月期には年間で1株当たり130円の配当金が支払われる予定です。
配当金は過去から増加傾向にあるので、今後も期待したいところです!
一方で気になる配当金利回りにについては、2020年4月23日の株価2,509円から考えると配当利回り5.2%となっています。
今後の配当金の動向には留意が必要ですが、現時点では配当金利回りを期待して買ってもおもしろいと思います。
②株主優待
AGCでは株主優待がありません。
AGC(5201)の今後の株価予想
AGCの株価の今後の見通しですが、しばらくは2,000円~3,000円のボックス圏で推移すると予想されます。
日足レベルで見ると、AGCの株価は3,000円~4,000円のボックス圏を下抜けしたばかりであり、低迷していく流れが濃厚です。
どこまで株価が低迷するのかは気になるところかと思いますが、月足レベルで考えると底値は2,000円ではないかと考えられます。
2,000円は月足のサポートラインとなっていますし、株価2,000円の水準は配当利回り6.5%という高い利回りになり、配当狙いの買いもさらに入ると思います。
2,000円を下抜けしたり、今後の配当方針に変化はに注意ですが、2,000円まで来たら買いを徐々に入れてみるのも面白いかもしれません。
20年に株式市場を襲ったコロナショックでしたが、僕は損を避けしっかり利益を上げられました。
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AGC(5201)の株価予想のまとめ
本記事では「AGC(5201)の株価予想」について書きました。
AGCはガラスを中心に様々な化学品を製造する総合ケミカルメーカーです。
株価はしばらくは2,000円を下値として低迷しそうなチャートとなっていますが、配当金利回りは5.2%と高いので、利回り狙いで徐々に買いをいれるのはありだと思います。
ライトニング( @lightningshift9)でした。
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