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記事の中では、タカラトミーの株価推移と見通し、業績分析、配当金、株主優待について書いています。
「タカラトミーの株価は今後どうなるの?」、「業績はいいの?配当金・優待もある?」というあなたの声に答えられる記事なのでぜひ参考にしてください!
こんにちは、投資運用歴15年のライトニング( @lightningshift9)です。
子供たちに大人気のおもちゃを販売する「タカラトミー」。
親としてもタカラトミーのおもちゃはプレゼントとしてお世話になることが多いですが、投資家として気になるのは株価推移ですよね。
本記事では、タカラトミーの株価予想について紹介します。
業績分析、配当金、株主優待にも触れながら、チャートを徹底分析していきますので、ぜひ参考にしてください!
また、株式投資歴15年の僕が利益を上げ続けるために役立ったこと、投資初心者にもおすすめの情報を以下のページでもまとめていますので、ぜひ一読して頂ければ幸いです。
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Contents
タカラトミー(7867)について

まずはタカラトミーの会社概要から見てみましょう。
会社名 | 株式会社タカラトミー |
---|---|
事業内容 | 玩具・雑貨・カードゲーム・乳幼児関連商品等の企画、製造および販売 |
本社 | 東京都葛飾区立石7-9-10 |
設立 | 1953(昭和28)年1月17日 |
資本金 | 34億5953万円 |
代表 | 小島 一洋 |
タカラトミーは1953年に設立された老舗おもちゃメーカーです。
代表的なおもちゃとしては、プラレール、リカちゃん人形などがあり、子供の頃にお世話になった人も多いのではないでしょうか。
タカラトミー(7867)の株価推移とチャート

タカラトミーの株価をチャートを見ながら解説していきます。
<タカラトミーの日足>

2019年3月~2019年12月までは下落を挟みながらも株価は上昇していました。
しかし、2020年1月に株価が高値を付けると、コロナショックもあり株価はピークアウトし、直近株価は900円と低迷しています。
<タカラトミーの月足>

月足で見ると、1999年から株価が急騰し、400円から1年足らずで上場来高値2,943円まで上昇しました。
しかし、その後株価はが下落し、2002年~2016年の14年間、400~1,000円のボックス圏で低迷しました。
2017年にボックスの上限1,000円をブレイクすると、1,927円まで上昇しましたが、徐々に下落し、コロナショックで急落したという流れです。
- 日足:直近は850円のサポートラインを割り、株価は低迷
- 月足:景気変動に合わせて、株価は上昇・下落を周期的に繰り返す
タカラトミー(7867)の業績分析

タカラトミーの業績について、業績推移、最新決算期の売上・利益の成長、財務状況を見ていきましょう。
①業績推移
タカラトミーの業績推移は次の通りです。
売上高 | 営業利益 | 純利益 | 1株利益 | 1株配当 | |
---|---|---|---|---|---|
17年3月 | 167,661 | 7,744 | 5,372 | 61.9 | 10 |
18年3月 | 177,366 | 13,199 | 7,962 | 84.7 | 14 |
19年3月 | 176,853 | 14,407 | 9,302 | 97.8 | 24 |
20年3月 | 164,837 | 10,683 | 4,507 | 47.3 | 30 |
21年3月 | ー | ー | ー | ー | ー |

売上高はここ数年は停滞しており、利益は19年3月までは伸びていましたが、20年3月期は減益となりました。
21年3月期ついては、新型コロナの影響が不透明であり、見通しは未定としています。
- 売上はここ数年は停滞
- 利益は伸びていたが、20年3月期に減益となった
- 21年3月期の見通しは未定
②直近決算分析(2020年3月期通期)
タカラトミーの2020年3月期の決算では、売上高は前期比-6.8%の1,648億円、営業利益は前期比-25.8%の106億円と厳しい決算でした。
営業利益率は8.1%であり、前期比で1.7%悪化しています。

減収・減益となっていますが、営業利益の落ち込みが厳しい印象です。
営業利益の減少の要因は、売上高減少によるものとしていますが、営業利益率が下がっていることも影響しています。
四半期決算を見てみると、20年1-3月期がコロナの影響を受けた厳しい内容だったことがよくわかります。
<タカラトミーの四半期決算推移>
売上高 | 営業利益 | 純利益 | 1株利益 | 利益率 | |
---|---|---|---|---|---|
19.01-03月 | 35,217 | -694 | -1,086 | -11.4 | -2.0% |
19.04-06月 | 35,288 | 555 | 265 | 2.8 | 1.6% |
19.07-09月 | 47,804 | 5,271 | 3,924 | 41.2 | 11.0% |
19.10-12月 | 48,885 | 6,376 | 2,401 | 25.2 | 13.0% |
20.01-03月 | 32,860 | -1,519 | -2,083 | -21.9 | -4.6% |
タカラトミーは四半期ごとに偏りがあるので前年同時期と見比べてみると、20年1-3月は19年4-6月に比べて売上、利益ともに悪化しています。
新型コロナの影響によるものかと思いましたが、20年1-3月期には新型コロナの影響は軽微であったようです。

新型コロナの影響ではないとすると、そもそもの稼ぐ力の問題となるので、今後は四半期決算と決算説明資料で、タカラトミーの動向を確認する必要がありますね。

- 直近四半期の売上は前年同時期に比べて減収
- 直近四半期の利益は赤字拡大で非常に悪い
③競合他社との比較
同じおもちゃメーカーと比較してタカラトミーの業績はどうなのでしょうか。
ハピネットと比較してみましょう。
<競合他社との比較>
(単位:100万円) | タカラトミー (2020年3月) |
ハピネット (2020年3月) |
売上高 | 164,837 | 233,347 |
営業利益 | 10,683 | 2,572 |
営業利益率 | 8.1% | 1.1% |
経常利益 | 10,204 | 2,413 |
純利益 | 4,507 | 1,224 |
1株純利益 | 47.3円 | 55.9円 |
タカラトミーはハピネットよりも売上高は小さいものの、営業利益率が高く、利益が非常に大きいことがわかります。
競合比較という点では、タカラトミーの収益力は優秀と言えますね。
④財務内容(2020年3月通期)
タカラトミーの財務内容ですが、問題ない内容です。
1株純資産 | 自己資本比率 | 総資産 | 自己資本 | 剰余金 | 有利子負債倍率 | |
---|---|---|---|---|---|---|
2020.3 | 703.07 | 51.6 | 129,253 | 66,649 | 44,980 | 0.50 |
自己資本比率は51.6%と高く、有利子負債が0.50倍なので悪くないと思います。
直近は新型コロナの影響も限定的となっていますし、当面は財務面は心配ないでしょう。
タカラトミー(7867)の配当金、株主優待

タカラトミーの配当金、株主優待は以下の通りです。
タカラトミーの配当金、株主優待
- 配当金:未定(2021年3月期)
- 株主優待:株主限定のオリジナル品(年1回)、株主割引制度(年2回)
それぞれについて詳しく見てみましょう!
①配当金
タカラトミーの2021年3月期の配当金は未定です。
新型コロナウイルスの影響により業績見通しが未定となっているため、配当金も同様に未定となっています。
なお、これまでは下記の通り配当金は推移しています。

直近5年を見てみると配当金は毎年増配されており、配当性向も上昇しています。
直近である2020年3月期の配当金は、1株当たり30円であり、2020年5月22日の株価900円から考えると、配当利回りは3.3%です。
配当利回りはそこそこありますが、21年3月期の配当金が未定になっているので、注意はしたいですね。
ただし、新型コロナがタカラトミーに与える影響は限定的と思われるので、減配の可能性は低いと考えます。
②株主優待
タカラトミーでは、株数と保有期間に応じて、次の通り株主優待を行っています。
<オリジナル品>
オリジナル品は毎年変わりますが、過去の傾向から次の通りとなっています。
保有株数 | 優待内容 |
100~999株 | トミカ2台セット |
1,000~1,999株 | トミカ4台セット |
2,000株以上 | トミカ4台セット オリジナルリカちゃん |
<株主割引制度>
保有年数に応じて、タカラトミーの公式通販サイトにて割引を受けることができます。
保有年数 | 割引(利用上限10万円) |
1年未満 | 10%割引 |
1年以上3年未満 | 30%割引 |
3年以上 | 40%割引 |
- 21年3月期の配当は未定だが、維持されれば配当利回り3.3%と悪くない
- オリジナル商品が貰える株主優待は、タカラトミーのファンには嬉しい!
タカラトミー(7867)の株価見通し

タカラトミーの株価の今後の予想ですが、1,000円付近でしばらく推移と考えます。

タカラトミーの日足はコロナショックにより下落した後、サポートラインであった1,000円を割り、株価は低迷しています。
ファンダ面も直近四半期の20年1-3月の売上・利益も悪く、買いは入りにくい状況です。
この状況から日足では1,000円付近に戻すのがやっとかなと思います。

月足ではサポートラインでもサポートラインであった1,000円を割っています。
ここ最近の通期業績は売上、利益ともに減少方向であり、ファンダ面も悪く、中長期の買いも入りにくいと思います。
1,000円までは戻せるとは思いますが、その後買いが続くかどうかは疑問です。
- 短期的な見通し:1,000円まで徐々に戻す(直近四半期業績が悪く、買いは入りにくい)
- 中長期的な見通し:1,000円を大きく超えることはなく推移(通期業績も下降傾向であり、買いは入りにくい)
タカラトミー(7867)の株価予想のまとめ
本記事では「タカラトミー(7867)の株価見通し」について書きました。
今回の記事のタカラトミーの株価予想のまとめは次の通りです。
- 直近四半期20年1-3月期は前年同時期に比べ悪化
- 通期決算の傾向も減収・減益傾向
- 株価は短期的、中長期的ともに上がりにくく、1,000円前後でしばらく推移と予想
- 配当金が維持されれば利回りは3.3%であり、配当目的の買いはあり
- 株主優待はオリジナル商品の進呈、割引制度があり、おもちゃ好きにはおすすめ
ライトニング( @lightningshift9)でした。
今回紹介したファンダメンタル、テクニカル分析は、以下の記事で紹介しているおすすめ本を読むことにより身に付きました!

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