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記事の中では、楽天の株価推移と見通し、業績分析、配当金、株主優待について書いています。
「楽天の株価の予想は?」、「業績はいいの?配当金・優待もある?」というあなたの声に答えられる記事なのでぜひ参考にしてください!
こんにちは、投資運用歴15年のライトニング( @lightningshift9)です。
LINEのぱんだスタンプでも御馴染みの「楽天」。
楽天市場、楽天カードなど様々なサービスを展開しているため、「楽天経済圏」で生きている人も多いと思います。
そんな一般消費者の認知度が高い楽天ですが、投資家として気になるのは今後の株価がどうなるかですね。
本記事では、楽天の株価の今後の見通しについて、業績分析、配当金、株主優待についても交えながら徹底解説していきます。
結論から言うと、楽天の株価は1,300円をブレイクできれば、中長期的な上昇が見込めると考えています。
また、株式投資歴15年の僕が利益を上げ続けるために役立ったこと、投資初心者にもおすすめの情報を以下のページでもまとめていますので、ぜひ一読して頂ければ幸いです。
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Contents
楽天(4755)について
楽天は「楽天市場」を中心に様々なオンラインサービスを展開する会社です。
まずは楽天の会社概要から見てみましょう。
会社名 | 楽天株式会社 |
---|---|
本社 | 東京都世田谷区玉川一丁目14番1号楽天クリムゾンハウス |
代表者 | 三木谷 浩史 |
設立 | 1997年2月7日 |
資本金 | 205,924百万円(2019年12月31日現在) |
代表者の三木谷さんはメディアにもよく登場するのでご存知の人も多いかと思います。
楽天の始まりはオンラインショッピングの「楽天市場」でしたが、今では野球チームがあったり、普段の生活でも使える「楽天ポイント」が浸透しており、全世代で知らない人がいない存在となっています。
投資家の皆さんも顧客満足度No.1の「楽天証券」にはお世話になっている人も多いでしょうね。
https://lightningshift.com/2020/02/13/rakuten-securities/
楽天(4755)の株価推移とチャート
楽天の株価推移をチャートを見ながら解説していきます。
<楽天の日足>
2019年2月~2020年4月までの日足ですが、2019年7月からは下落トレンドとなり、移動平均線の傾きも右肩下がりで推移しています。
2020年3月では株価がへこんでいますが、こちらはコロナショックで市場全体がクラッシュした時でした。
<楽天の月足>
2000年の上場時は株価が248円から始まり、一時的に600円まで株価が上昇しましたが、2003年までは株価が低迷しました。
2003年からはカップウィズハンドルを作り、2005~2006年に高値をつけています。
https://lightningshift.com/2020/04/08/cup-with-handle/
ただ、その後7年程度はまた長い株価が低迷期間に入り、2013年にやっと株価が動意し、2015年に上場来高値2,395円に到達しました。
しかし、その後は株価が下落し、現在月足レベルでは600円~1,300円のボックス圏となっています。
楽天(4755)の業績分析
楽天の業績についての分析を紹介します。
まずは楽天の業績サマリーを見てみましょう。
売上高は前期比+14.7%と成長が大きく、その額も1.3兆円と巨額になってることがわかります。
また、楽天カードの利用額も+24.7%となっており、まだまだ伸びているという驚きの内容になっています!
①売上高、利益の成長(損益計算書)
楽天の2019年12月期の決算では、売上高(売上収益)は全体で前期比+14.7%であり、営業利益は全体で前期比-57.3%で着地しています。
営業利益率は7.5%であり、悪くはないですが、もう少し欲しいのが本音のところですね。
セグメント別に見ると、主力の「楽天市場」の国内EC事業については、売上は+17.6%ですが、営業利益は-11.0%となっていることがわかります。
また、特筆すべきは「楽天モバイル」のモバイル事業であり、売上は+33.3%となっている一方、営業利益は-60.1%の-464億円の赤字となっています。
ニュースにもなっていましたが、楽天モバイルは、NTTドコモ、ソフトバンク、auの3大手キャリアに殴り込みをかけようと基地局などを整備している段階であり、この先行投資費用がモバイル事業の赤字の要因となっています。
また、楽天モバイル以外にも先行投資を行っており、物流関連、楽天ポイントがもらえるアプリ「Rakuen Rewards」への投資などが該当します。
②財務内容(貸借対照表)
楽天の財務内容ですが、自己資本比率が8%とやや低いものの、現金資産が1兆円もあり、基本的に当面全く問題ない内容と言えます。
先行投資のために借入金を増やしていることもあり、有利子負債の月商比は2.35ヶ月と前期の1.59ヶ月に比べると増えていますが、問題ない範囲内ですね。
コア事業である楽天市場は出来上がっており、楽天カードなどと組み合わせた楽天経済圏も確立されているので、今後はさらにキャッシュを積み上げながら、投資を行いながら成長を続けられるかが大事ですね。
③今後の成長
楽天経済圏で顧客を囲みこみながら、さらなる成長を続ける楽天ですが、今後の成長のポイントは次の通りと考えられます。
- 楽天市場を中心としたコア事業で顧客満足度をさらに高める
- 楽天経済圏へのさらなる引き込み
- 楽天モバイルでの新規顧客獲得
コア事業の「楽天市場」については、AmazonといったECサイトの競合があるため、楽天に引き込むために、いかに顧客満足度を上げられるかが重要です。
楽天市場はごちゃっとしていて、ややわかりにくいところがあるので、こういったところを改善して透明性が上がればいいかなと思います。
楽天経済圏への囲い込みでは、すでに楽天市場、楽天カード、楽天ペイなどを展開し、知名度の高いサービスも多いですが、全てを楽天に統一していない消費者もまだまだいると思います。
1つでも楽天のサービスを使用している人にアプローチして、さらに楽天経済圏に引き込んでいくことが引き続き成長の鍵となると思います。
楽天の成長を加速するための最後のポイントは、やはり「楽天モバイル」です。
テレビCMでもバンバン広告を打っていますが、基地局の整備がしっかりとでき、4Gサービスはもちろん、来るべき5Gサービスのスタートを切ることができるかが非常に重要です。
まだまだ、楽天モバイルの安定性、品質に懐疑的な人も多いので、ここからいかに実績を積み、ユーザー数を増やせるかが、今後のモバイル事業では大切だと思います。
楽天(4755)の配当金、株主優待
楽天の配当金、株主優待は以下の通りの内容となっています。
楽天の配当金、株主優待
- 配当金:1株当たり4.5円(2019年12月期)
- 株主優待:楽天キャッシュ、楽天トラベル国内宿泊クーポン
それぞれについて詳しく見てみましょう!
①配当金
楽天では、2019年12月期には年間で1株当たり4.5円の配当金が支払われる予定です。
2020年4月17日の株価934円から考えると、配当利回りは0.4%であり正直イマイチですね。(3%が欲しいライン)
ここ最近はずっと4.5円なので配当金が増えることはあまり期待できさそうであり、配当利回りでの投資はあまりおすすめできません。
②株主優待
楽天では現在次の2つの株主優待があります。
- 楽天キャッシュ
- 楽天トラベル国内宿泊クーポン(2,000円分)
楽天キャッシュは、「楽天市場」、「楽天トラベル」、「ラクマ」などのオンラインサービスで使える電子マネーです。
保有株数に対して、次の通り楽天キャッシュが進呈され、楽天経済圏を活用している人にとってはありがたい内容となっています。
保有株式数 | 保有期間 | 「楽天キャッシュ」 付与額 |
---|---|---|
100株(1単元)~ | 5年未満 | ¥500 |
5年以上 | ¥1,000 | |
1,000株(10単元)~ | 5年未満 | ¥1,000 |
5年以上 | ¥1,500 | |
5,000株(50単元)~ | 5年未満 | ¥1,500 |
5年以上 | ¥2,000 | |
10,000株(100単元)~ | 5年未満 | ¥2,000 |
5年以上 | ¥2,500 |
ただし、付与率があまり高くないので、楽天キャッシュの株主優待もおまけ程度に考えた方がよさそうです。
もう1つの楽天トラベル国内宿泊クーポンが2,000円相当が進呈され、楽天トラベルを利用時に使用できることができるシンプルな株主優待となっています。
楽天(4755)の株価はどうなる?
楽天の株価の今後の見通しですが、中期的には1,300円が天井目安となり、1,300円を超えられれば長期的に株価2,000円が見えてくると思います。
楽天の日足は、まだ下落トレンドであるため、まずは950円のレジスタンスラインを突破し、次のレジスタンスラインである1,060円付近まで上昇できるかがポイントです。
さらには、1,060円をブレイクし、月足でもレジスタンスイランとなっている1300円まで行けるかが重要ですね。
楽天の株を買うなら、中長期的な値上げり益を狙うなら月足の1,300円をブレイクしてから買うのがおすすめです。
ただ、短期的にも狙っていきたい、値幅をもっと取りたいという場合は、日足の950円または1,060円をブレイクしてから買うのもありです。
楽天は配当利回りが0.4%、株主優待もそこまで魅力はないので、自分の投資期間を考えた上で、値上がり益を狙うためにチャートをしっかり分析して投資をしましょう。
楽天(4755)の株価はどうなる?のまとめ
本記事では「楽天(4755)の株価はどうなる?」について書きました。
楽天は様々なサービスを展開し、一般消費者の認知度が非常に高い会社です。
モバイル事業である「楽天モバイル」など今後も成長が見込める事業を抱えており、魅力的な会社であることは間違いありません。
株価としては、現在はボックス圏にあるので、1,300円を超えたボックス圏を超えれば上場来高値にも向かえる可能性がありますよ。
楽天は配当利回りが0.4%と低く、株主優待も普通なので、しっかり値上がり益が狙える位置で買っていきたいですね。
ライトニング( @lightningshift9)でした。
今回紹介したファンダメンタル、テクニカル分析は、以下の記事で紹介しているおすすめ本を読むことにより身に付きました!
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株式投資の関連記事を、以下の通りまとめていますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
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