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記事の中では、メルカリの株価推移と見通し、業績分析、配当金、株主優待について書いています。
「メルカリの株価は今後どうなるの?」、「業績はいいの?配当金・優待もある?」というあなたの声に答えられる記事なのでぜひ参考にしてください!
こんにちは、投資運用歴15年のライトニング( @lightningshift9)です。
フリマアプリとしてすっかり世間に定着した「メルカリ」。
不用品を手軽に出品したり、欲しいものが探せる便利なメルカリですが、投資家として気になるのは株価推移ですよね。
本記事では、メルカリの株価見通しについて紹介します。
業績分析、配当金、株主優待にも触れながら、チャートを徹底分析していきますので、ぜひ参考にしてください!
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Contents
メルカリ(4385)について

まずはメルカリの会社概要から見てみましょう。
会社名 | 株式会社メルカリ |
---|---|
事業内容 | フリマアプリ「メルカリ」の企画・開発・運用 |
本社 | 東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー |
設立 | 2013年2月1日 |
資本金 | 40,110百万円 |
代表 | 山田進太郎 |
メルカリはフリマアプリを運営する会社です。
メルカリが誕生する以前はヤフオクがその役割を担っていましたが、写真をパソコンに送って文章を書いて…などステップが多く、けっこうな手間でした。
出品、取引、発送までを簡単にわかりやすく行えるようにしたメルカリは、まさにネットフリマの世界を変えたと言っても過言ではないでしょうね。
メルカリ(4385)の株価推移とチャート

メルカリの株価をチャートを見ながら解説していきます。
<メルカリの日足>

2019年4月~2020年6月までの日足ですが、2020年3月までは移動平均線に抑えられながら右肩下がりに株価は下落していたことがわかります。
しかし、2020年4月から株価は反転し、直近2020年6月4日には下落前の水準である3,500円付近まで株価は戻しています。
<メルカリの月足>

月足を見てわかるのは、2018年の上場時の株価が一番高く、まさに「上場ゴール」の株価推移となっているということです。
2019年からは1,500円を下値としながら株価は低位推移し、緩やかに3,500円付近に向けて上昇してきたことがわかります。
- 日足:19年4月から下落が続いていたが、20年4月に反転後は下落前の3,500円付近まで上昇
- 月足:上場後、株価は1,500円まで下落し低迷していたが、緩やかに3,500円に向け上昇中
メルカリ(4385)の業績分析

メルカリの業績について、業績推移、最新決算期の売上・利益の成長、財務状況を見ていきましょう。
①業績推移
メルカリの業績推移は次の通りです。
売上高 | 営業利益 | 純利益 | 1株利益 | 1株配当 | |
---|---|---|---|---|---|
17年6月 | 22,071 | -2,775 | -4,207 | -655.5 | 0 |
18年6月 | 35,765 | -4,422 | -7,041 | -60.6 | 0 |
19年6月 | 51,683 | -12,149 | -13,764 | -95.0 | 0 |
20年6月 | 74,000 | -24,000 | -26,850 | -172.2 | 0 |
21年3月 | ー | ー | ー | ー | ー |

売上高は毎期増収しており成長していることが見られます。
一方、利益は赤字拡大が続いており、一見すると非常に厳しい状況に見えます。
メルカリは2013年に設立された若い成長企業なので、現段階は成長のために先行投資を行っているためコストがかさみ、売上高は増収である一方で赤字が続いているというわけです。
今後は先行投資が終わり、果実として実った利益が出るのを楽しみに待ちたいですね。
- 売上高は5年平均+50%と高成長
- 利益は先行投資により赤字拡大中
②直近決算分析(20年6月3Q)
メルカリの20年6月3Qの決算は、売上高は前年同期比+48.4%の203億円、営業利益は-赤字拡大の-63億円でした。
<メルカリの四半期決算推移>
売上高 | 営業利益 | 純利益 | 1株利益 | 利益率 | |
---|---|---|---|---|---|
19.04-06月 | 14,305 | -6,168 | -6,423 | -44.3 | -43.1% |
19.07-09月 | 14,548 | -7,010 | -7,113 | -46.8 | -48.2% |
19.10-12月 | 18,445 | -6,896 | -6,990 | -45.8 | -37.4% |
20.01-03月 | 20,357 | -6,386 | -8,109 | -52.9 | -31.4% |
20.04-06月 | – | – | – | – | – |

通期決算の業績推移でも見たように、四半期決算ごとに売上高は成長しています。
利益は赤字が拡大していますが、こちらは先行投資によるものなので致し方ありません。
事業別に見てみると、メルカリの収益構造は次の通りとなっています。
- メルカリ JP:国内でのメルカリ事業(黒字達成済み)
- メルペイ:キャッシュレス決済(赤字)
- メルカリ US:米国でのメルカリ事業(赤字)
1つ目のメルカリ事業では、四半期ごとの売上高の成長に加え、利益も伸びており、非常に好調な様子が見て取れます。

国内でのメルカリユーザーは右肩上がりに増えており、メルカリ事業は今後も成長の余地があると考えれます。
2つ目のメルペイ事業は、先行投資が継続しており赤字の状態ではありますが、キャッシュレスの決済手段として普及が進み、利用者が増えることが先決です。

今後先行投資の完了とともに、サービス利用料として安定収益となることを見守りたいですね。
3つ目の最後は、メルカリUS事業ですが、こちらは認知度の向上から始めている段階であり、まだ初動段階です。

国内と同じスキームを取っていけば、米国での成功もあり得ると思いますが、文化の違い、競合の存在もあると思いますので、今後の継続的な確認が一番必要な事業と思います。
メルカリの20年6月期4Qでは、主要のメルカリ事業のさらなる成長に加え、メルペイ事業、メルカリUS事業が字縮小見込みとなっています。

特にメルペイは収益化の段階に入ると思われ、今後の利益に期待ができます。
四半期決算で数字の確認は必要ですが、今後のメルカリには期待できそうですね。
- 四半期決算では売上は順調に成長
- メルペイ、メルカリUSの先行投資により四半期利益は赤字継続中
③財務内容(19年6月通期)
メルカリの財務内容ですが、基本的には問題ない内容です。
1株純資産 | 自己資本比率 | 総資産 | 自己資本 | 剰余金 | 有利子負債倍率 | |
---|---|---|---|---|---|---|
2019.6 | 337.88 | 31.1 | 163,685 | 50,936 | -51,305 | 1.61 |
自己資本比率は31.1%といまひとつで、有利子負債も高い状況です。
メルカリのようなグロース株は有利子負債が多く、剰余金がマイナスになるのは致し方ないですね。
先行投資が収益に移っていくのを期待しましょう。
メルカリ(4385)の配当金、株主優待

メルカリの配当金、株主優待は以下の通りです。
メルカリの配当金、株主優待
- 配当金:なし
- 株主優待:なし
それぞれについて詳しく見てみましょう!
①配当金
メルカリは成長のために利益を再投資していくグロース企業であり、配当金の支払いはありません。
そもそも、現状は先行投資により赤字なので配当金を支払う余力はないというのが実情ではあります。
②株主優待
メルカリでは、株主優待は実施されていません、
- メルカリでは先行投資により赤字であり、配当金はなし
- 今後も成長のために発生した利益は再投資すると思われ、当面配当金はないと思われる
- 株主優待はなし
メルカリ(4385)の株価見通し

メルカリの株価の今後の予想ですが、3,000~3,500円を値固め後、上場来高値を目指すと考えます。

メルカリの日足は長らくの下落トレントから、20年4月に上昇トレンドに転換し、力強く上昇しています。
移動平均線が順番に並び、株価が一番上にあるため、まさに理想的な上昇トレンドと言えます。
直近四半期決算は赤字ですが、売上の進捗があり、悪くはありませんでしたので、ファンダメンタル面からも買いは期待ができます。
まずは、レジスタンスラインとなる3,500円を突破したいところですが、一旦調整して、3,000~3,500円の値固めに入るでしょう。

月足では上場ゴール後、株価は低迷していましが、直近は3,500円のレジスタンスラインに近づいています。
月足の調整は十分なこと、20年6月期4Qは赤字縮小も見込まれることから、ここからは中長期的な買いも入ってくるでしょう。
そのため、日足の調整さえ終われば、3,500円を突破し上場来高値更新も見えてきます。
ただし、あくまで業績が伴っていればなので、四半期決算はしっかり確認が必要です。
- 短期的な見通し:3,000~3,500円のボックス(直近四半期業績は赤字も売上は成長で、買いは入りやすい)
- 中長期的な見通し:3,500円をブレイク後に上場来高値目指す(通期業績は赤字縮小から、黒字化も将来的に見込まれる)
メルカリ(4385)の株価見通しのまとめ
本記事では「メルカリ(4385)の株価見通し」について書きました。
今回の記事のメルカリの株価見通しのまとめは次の通りです。
- 直近四半期20年6月期3Qは売上は高成長、利益は先行投資で赤字
- 通期決算も売上は高成長だが、利益は先行投資で赤字
- 今後は収益化により赤字縮小が見込まれる
- 株価は3,000~3,500円を値固め後、上場来高値を目指せそう!
- 配当金はなし
ライトニング( @lightningshift9)でした。
今回紹介したファンダメンタル、テクニカル分析は、以下の記事で紹介しているおすすめ本を読むことにより身に付きました!

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株式投資の関連記事を、以下の通りまとめていますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
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