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ウェルスナビは確定申告必要?気になる税金のことを徹底解説

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ライトニング
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本記事では「ウェルスナビの確定申告・税金について紹介します。

ウェルスナビで確定申告が必要かどうか、税金の仕組みはどうなっているのかを徹底解説します。

「ウェルスナビでを始めたけど、確定申告は必要だっけ?」というあなたの疑問を解消できる記事なのでぜひ最後まで一読ください。

こんにちは、投資運用歴15年のライトニング( @lightningshift9)です。

6つの簡単な質問に答えるだけで資産運用ができるロボアドバイザー「ウェルスナビ」。

非常に簡単に資産運用が始められる一方で、投資関係で気になるのは税金面ですよね。

特に確定申告が必要かどうかは非常に気になるところだと思います。

はてなパンダ
はてなパンダ
そう!ウェルスナビを始めたけど、確定申告が必要かどうか教えて!

本記事では、ウェルスナビでは確定申告が必要かどうか、税金の仕組みについて徹底解説します。

結論から言うと、ウェルスナビでは特定口座(源泉徴収あり)で口座開設すれば、確定申告は不要です。

ただし、以下に該当する場合は、確定申告することで税還付を受けられる可能性があるので、確定申告することをおすすめします。

確定申告をおすすめするケース

他の口座と損益の通算をする場合
損失の繰越控除をする場合
外国税額控除をする場合

詳しくは記事の中で解説していますのでご参照ください

僕の投資歴

僕は15年以上の投資歴があり、家庭の資産も含めると2,000万円以上を金融商品の資産運用をしています。

ロボアドバイザーについてはウェルスナビ、THEO+docomoFOLIO ROBO PRO楽ラップ4社を実際に利用していますし、常に最新の資産運用についてはチェックしており、知識・経験を積み上げています。

株式投資と副業を長く続けている経験から、毎年必ず確定申告を行っているため、確定申告の仕組み、必要かどうかの基準も理解しているので、正しく説明ができる立場です。

本記事を最後まで読んで頂ければ、ウェルスナビでの確定申告・税金面の不安が解消されますので、ぜひ最後まで読み進めてください。

ウェルスナビの仕組みなど全体について知りたい方は、以下の記事ウェルスナビの評判、メリット・デメリットまとめも参照ください。

【徹底解説】WealthNavi(ウェルスナビ)の評判、メリット・デメリットまとめ!ロボアドバイザーによる資産運用! こんにちは、投資運用歴15年のライトニング( @lightningshift9)です。 急速に拡大を見せている資産自動運用...

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ウェルスナビの税金の仕組み

ウェルスナビでは次の通りの税金が発生します。

  • 所得税:15.315%
  • 住民勢:5%
  • 外国税:10%

ウェルスナビの資産を売却した場合に対しては、所得税と住民税を合算して20.315%が課税されます。

また、分配金に対しても同様であり、所得税と住民税を合算して20.315%の税金が課税されます。

1点ややこしいのは外国税であり、ウェルスナビで投資されている海外ETFからも分配金が貰えるのですが、海外ETFの分配金は海外現地で課税(源泉徴収)された後、国内で所得税と住民税が課税されます。

なお、海外ETFにかかる税額は通常10%となっています。

ウェルスナビで確定申告の必要性

ウェルスナビでの確定申告について、ここからは具体的に説明していきます。

ウェルスナビでの確定申告は基本不要

では、気になるウェルスナビでの確定申告ですが、結論から言うと最初に設定を間違えなければ確定申告は不要です。

ウェルスナビでの確定申告の必要性

ウェルスナビを特定口座(源泉徴収あり)で開設していれば確定申告不要

ウェルスナビを特定口座(源泉徴収なし)、一般口座で開設している場合は確定申告必要

ウェルスナビでは次の通り3種類の口座があります。

税額計算 確定申告
特定口座(源泉徴収あり) 不要
特定口座(源泉徴収なし) 必要
一般口座 自分で行う 必要

特定口座とは譲渡益(売却益)・配当金にかかる税金について、ウェルスナビなどの金融機関が損益の計算を行ってくれる口座を意味します。

また、源泉徴収とは計算された税金を投資家の代わりにウェルスナビが税務署に納税してくれるため、我々投資家は確定申告が不要になります。

したがって、特段の理由がない限り、特定口座(源泉徴収あり)を選択すべきです。

はてなパンダ
はてなパンダ
なんで特定口座(源泉徴収なし)、一般口座はあるの?

特定口座(源泉徴収なし)を選択していると、年間利益が20万円以下の場合は確定申告不要となり、税金を納めないでよいというメリットがあります。

ただし、20万円を超えれば即座に確定申告が必要になりますし、万一確定申告を忘れて税金還付をしないと、大変なことになるので、特定口座(源泉徴収あり)を推奨します。

一般口座に関しては、法人であれば経費計上などでメリットが出る可能性はありますが、個人投資家の場合は手間だけ増えるのでメリットがありません。

特定口座(源泉徴収あり)での開設は、申し込み時に設定することになります。設定を間違えて、特定口座(源泉徴収なし)、一般口座で申請してしまうと、変更するためには書面手続きをしたり、口座を解約・再開設したりと手間が発生します。口座開設時には注意しましょう。

ウェルスナビで確定申告をした方が税金がお得になるケース

ウェルスナビでは特定口座(源泉徴収あり)を口座開設時に選択していれば確定申告は不要であることは説明しました。

ただし、人によっては確定申告をした方が税金がお得になるケースがあります。

確定申告をした方がお得になるケース

他の口座と損益の通算をする場合
損失の繰越控除をする場合
外国税額控除をする場合

それぞれどういうケースなのかを順に説明していきますね。

他の口座と損益の通算をする場合

ウェルスナビだけでなく、人によっては証券会社で株式投資をしたり、他のロボアドバイザーを運用している人もいると思います。

税金の仕組みとして、確定申告をすることで他の証券会社の口座の損益と、ウェルスナビの損益を通算することができます。

例えば、ウェルスナビでは売却益が発生し、源泉徴収により税金が課税され、他の証券口座で年間し成績がマイナスであれば、確定申告をすることにより税還付を受けられます。

確定申告をすることにより、自分が保有している全ての金融機関での利益に対して、税金が再計算されるという流れです。

参照:国税庁|上場株式等に係る譲渡損失の損益通算及び繰越控除

ただし、全ての商品における損益が通算できるわけではなく、ウェルスナビと損益の通算ができるものは以下の通りとなります。

  • 株式投資の損益
  • 投資信託の損益
  • 他のロボアドバイザーの損益

FXや先物などは対象外となるので注意しましょう。

損失の繰越控除をする場合

ウェルスナビで資産の一部を売却を行い、最終的に1年間の取引成果がマイナス(損失)となった場合、確定申告をすることにより、翌年以降に損失の繰越控除をすることができます。

参照:国税庁|上場株式等に係る譲渡損失の損益通算及び繰越控除

損失の繰越控除をしておけば、翌年に利益が発生した場合には、繰り越した損失と合算して再計算され、税金の還付を受けることができます。

損失の繰越控除は、ウェルスナビに限らず、株式投資・投資信託などでも税還付を受けるためには重要です。

年間成績がマイナス(損失)となったら確定申告をするということはしっかり覚えておきましょう。

外国税額控除をする場合

ウェルスナビでは、リスク許容度にはよるものの多くの場合、海外ETF(上場投資信託)への投資が行われています。

▲ウェルスナビではVTI、VEAなどの海外ETFへの投資がされる

海外ETFからは分配金と呼ばれる、配当のようなものが定期的に投資家に還元されます。

分配金は海外ETFの場合、海外現地で課税(源泉徴収)された上で、差し引かれた金額に対して国内でも課税がされます。

確定申告をすることで、一定額を限度として支払った税額を日本の所得税・住民税から控除することができます。

ちなみに、分配金については、ウェルスナビのアプリ「その他」→「取引履歴」から確認できます。

分配金額大きい人は確定申告をすることにより、税還付を受けられる可能性があるので、一度確定申告をしてみましょう。

ウェルスナビの税負担最適化するDeTAX

ウェルスナビでは税負担を最適化する「DeTAX」という仕組みがあります。

DeTAXは、税負担が4千円を超える場合を目安に、税負担の一部または全部を翌年以降に繰り延べます。

繰り延べがなかった場合より運用できる金額が増えるため、投資効率の向上が期待できます。

具体的には次のような流れでDeTAXにより税負担が最適化されます。

  • STEP1
    税負担が4,000円を超える
    分配金の受け取り、ETFの売却により税負担が4,000円を超える
  • STEP2
    リターンがマイナスになっている銘柄を売却
    リターンがマイナス(含み損)になっている銘柄を売却し、損失を確定させます。
  • STEP3
    損益の通算
    すでに発生している利益と、確定させた損失を相殺します。

    相殺することにより、利益を圧縮でき、当年度内の税負担が緩和されます。

DeTAXは特定口座を利用の場合に限定されます。

ウェルスナビでNISAを利用する際の注意点

ウェルスナビでは2021年春からNISA制度を利用することができます。

NISAは売却益にかかる20.315%の税金(所得税+住民税)が非課税になる制度です。

非常にお得な制度ではありますが、NISA制度をウェルスナビで適用して、損失が発生した場合は「損益の通算」、「損失の繰越控除」ができません。

これは理解した上で、ウェルスナビでNISAを適用するようにしましょう。

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ウェルスナビの確定申告・税金のまとめ

本記事では「ウェルスナビの確定申告・税金」について書きました。

ウェルスナビでは、所得税と住民税の合計で20.315%、海外ETFの分配金には10%の税金が発生します。

確定申告については、特定口座(源泉徴収あり)を開設時に選択していれば基本不要です。

ただし、他口座と損益の通算を行う場合、損失の繰越控除をする場合、外国税控除をする場合は確定申告すれば、税還付を受けられるので年末に必ずチェックしましょう。

資運用歴15年のライトニング( @lightningshift9)でした。

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